ピエール瀧被告出演の「宮本から君へ」、改編・追加撮影なしで公開へ 監督「顔ぶれに微塵も悔いはない」

昨年秋に撮影していました。
ピエール瀧被告
ピエール瀧被告
時事通信社

麻薬取締法違反の罪で起訴されたピエール瀧被告が出演している映画「宮本から君へ」が、「改編・追加撮影」はせずに劇場公開されることが決まった。

作品の公式TwitterFacebookが5月16日に発表した。

発表によると、撮影は2018年9月29日から10月30日に行われていた。

事件発覚後、製作委員会で協議を重ねた結果、「ピエール瀧氏は、今後も法律に従って裁定が下されることになり、それ以上の措置について、本作品が関与するものではないという結論」に至ったという。

「宮本から君へ」は、新井英樹の漫画が原作。連続ドラマがテレビ東京などで2018年4月から6月に放送された。

映画は今秋公開予定。主人公を池松壮亮 、ヒロインを蒼井優が演じる。

作品の公式Twitterは、映画公開に向けた真利子哲也監督のコメントも掲載している。

「ついに実写化の舵が切られ、分厚くて重たい定本を握りしめ、ボロボロになるまで読み込み書き込み、かなり手強いこの原作をどうやったら映画にできるか、みんなで真剣に向き合いました」

「この映画の顔ぶれに微塵も悔いはありません」

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