フィリップスといえば、どんな製品が思い浮かぶだろう? シェーバー、コーヒーメーカー、電動歯ブラシ......。あなたの家にも一つはフィリップス製品があるのではないだろうか。
著名人のトークセッション、「朝活」体験も
そんな幅広いフィリップス製品のラインナップを体感することができ、デザインやイノベーションの歴史を知ることができるイベントが東京・表参道で開催中。家電・ガジェット好きな人、フィリップス製品に愛着のある人だけでなく、「なんとなく入ってみた」人も楽しめるイベントだ。
イベントでは連日、「家電芸人」かじがや卓哉氏とIT・家電ジャーナリストの安蔵靖志氏をモデレーターに、各分野のプロを招いたトークセッションが開かれる。男性向けファッションサイト「FORZA STYLE」の干場義雅編集長(19日17:30~18:30)やファッションモデルの木下ココさん(23日17:30~18:30)らが登壇。連日午前9〜10時にはフィリップス製品を使った「朝活」体験も。
他にもコーヒーサービスや、未来のライフスタイルを描くVRコンテンツの体験、製品の展示など盛りだくさんだ。
ラジオ、テレビ、カセット、CD・・・まさに、イノベーションの歴史。
フィリップスはオランダの総合電機メーカーで、120年以上の歴史がある。オランダ人のフィリップス兄弟が1891年に炭素フィラメントの量産化を成功させたことから始まった。
1927年にはラジオの製造を開始し、ラジオ・ラジオ用真空管の世界最大級のメーカーとなる。1938年にはテレビを発表。1963年には、コンパクトオーディオカセットを開発。テープ録音の世界標準規格をつくった。1982年からはソニーと共同開発したコンパクトディスク(CD)を発表。音楽の新しい世界を切り拓いた。
まさに人々の生活に劇的な変革を起こしてきたイノベーションの歴史が、壁に展示されている。
ヘルスケアカンパニーとして、年間30億人の生活向上へ
そんなフィリップス、近年はさらに幅広く事業を展開している。オーディオやヘッドホン、フェイシャルケアやボディケアなどの美容家電、ヌードルメーカーなどの調理機器。さらにAED(自動体外式除細動器)や医療従事者向けのソリューションなども手がけている。
オープニングイベントでは、フィリップス・エレクトロニクス・ジャパンの堤浩幸社長が「フィリップスは2025年までに、年間30億人の方々の生活を向上させることを目標としています。みなさんが健康で健全な生活を送るのがNO.1ヘルスケアカンパニーとしての使命です」と話し、よりヘルスケア分野に注力していく方針を示した。
イベントは「Philips innovative design for better life」。9月16〜24日、東京都渋谷区神宮前の「SO-CAL LINK GALLERY」(東京メトロ「表参道」駅徒歩3分、「明治神宮前」駅徒歩7分)で開催。