救急車のない猫たちのために、備えあれば憂いなし。知っておいて損はなし。
猫の体調が急に悪くなるなどという事態も、猫と暮らしているとあり得る話です。もし、それが、ご近所のかかりつけ獣医の診療時間外だったりしたときに、少しでも早く適切な処置をとるために知っておきたい情報があります。東京都獣医師会がWebサイトにて公開している「夜間診療担当病院」であります。
東京都獣医師会の「夜間診療ネットワーク」に参加している動物病院では、当番制にて19時から23時の夜間診療に対応しており、その当番医をこちらのサイトで公開しています。公開時間は毎日18時から23時。
また「常時夜間診療対応病院」として、下記の4つの病院・夜間救急動物医療センターの電話番号、診療時間も掲載されています。
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- TRVA夜間救急動物医療センター(世田谷区深沢)
- 夜間救急動物病院目黒(目黒区碑文谷)
- ひがし東京夜間救急動物医療センター(墨田区緑)
- 町田夜間動物病院(相模原市南区鵜野森)
加えて、夜間診療における注意点・備考点も合わせて掲載されています。緊急時には落ち着いて読めなくなってしまう可能性もありますため、平時にあらかじめ確認しておくことをお薦めします。最重要事項としては、「夜間診療は原則として応急的なもの」「当番動物病院でも、来院前に事前に電話で連絡を」の2点かと思われます。
また、獣医師会に参加していない動物病院でも、夜間診療に対応しているところもありますので、ご近所での夜間診療対応動物病院のリサーチも行っておくといいでしょう。緊急時のタクシー代や診療費として、連絡先メモなどと一緒に現金を用意しておくと、なお安心であります。
[夜間診療のご案内/東京都獣医師会、Photo by John Donges]
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(2015年7月12日「猫ジャーナル」より転載)