『ワイルド・スピード』ファミリーがポール・ウォーカーを忘れることはないようだ。
同シリーズでブライアン・オコナーを演じていたウォーカーが自動車事故で他界したのは2013年11月30日のことだ。当時、シリーズ7作目の『ワイルド・スピード SKY MISSION』の撮影中で、その訃報に彼の家族はもちろんのこと、友人、共演者そしてファンが大きなショックを受けた。
あれから4年が経ち、ヴィン・ディーゼル(ドム・トレット役)が"兄弟"で「パブロ」(スペイン語でポールにあたる名前)と呼んでいた故人を偲んでツイートを投稿した。
「(どこにいても、それがほんの数百メートルの距離でも、地球の裏側であっても、君はファミリーだ)4年か・・・」
シリーズの中で恋人役ミア・トレットを演じたジョーダナ・ブリュースターも思いのこもった言葉を投稿している。
「こんな気持ちになるのはポールだけよ。愛してる。恋しい。毎日のように」
タイリース・ギブソン(ローマン・ピアース役)もポールに声をかけている。
「お前が居なくて毎日寂しいよ。愛してる。心の中ではお前はまだ生きている。思い出してもらおう。ヒゲを生やす前から生えそろった頃までの写真だ。大好きだ、P-dubber!(ギブソンがウォーカーを呼ぶときの愛称)」
ファンも4回目の命日にあたってメッセージを寄せている。
「4回忌にあたり、ポール・ウォーカーの優しさ、人間味、冒険心、そして誰の心も明るくできる心からの笑顔を思い出す。大好きだ。会いたいよ、ポール。#チームPW」
「どこに居たか、何をしていたか、誰と一緒だったか、ショック、悲しみ、信じられない気持ち・・・知らせを聞いた時の何もかもを私は覚えている。あの日、地上にいた本当の天使を失った。安らかに。#ポールウォーカー #忘れない」
「ポール・ウォーカー(忘れない、いなくなって本当に寂しい)」
ウォーカーの18歳になる娘のメドウさんは、父の事故死について、つい最近ポルシェ社と示談が成立したばかりだ。
一方、ワイスピ・ファミリーはその歩みを進め、7作目を故人の2人の弟の協力で撮り終え、『ワイルド・スピード ICE BREAK』も製作、続く9作目、10作目に加えてホブスが主人公のスピンオフ作品も控えている。
『ワイルド・スピード9(仮題)』の全米公開は2020年4月10日の予定だ。
■参照リンク
(2017年12月5日AOLニュースより転載)
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