フジテレビの教育番組「ポンキッキーズ」(BSフジ、日曜朝8:00〜)が、3月25日に最終回を迎える。
1973年に放送がスタートした前身の「ひらけ!ポンキッキ」から、45年にわたって放送が続いた長寿番組シリーズだった。マスコットキャラクターのガチャピンとムックが番組の"顔"として活躍。『およげ!たいやきくん』『いっぽんでもニンジン』などのヒット曲を輩出した。
ガチャピンは24日、Twitterを更新。放送第1回目に撮影したという相棒のムックとのツーショット写真を投稿し、「明日はポンキッキーズの最終回なんだ」と告知した。最終回はムックといっしょに見る約束をしたという。
ガチャピンはこれまで、サーフィンやスキューバダイビング、フィギュアスケートなど、さまざまなアクティビティに体当たりで挑戦してきた。"超人的"なパワーは世代を超えて愛され、番組終了が発表されると、ネット上では悲しむ声が相次いだ。
ガチャピンは3月4日、「ぼくもムックも新しい一歩を踏み出しますっ!みんな、たくさんたくさん応援してくれて、本当にありがとう」とTwitterでコメントした。
フジテレビは、「変わる、フジ 変える、テレビ」をテーマに4月期の番組を大幅に改編する。「とんねるずのみなさんのおかげでした」や「めちゃ×2イケてるッ!」など、バラエティーの歴史を築いてきた看板番組も3月いっぱいで幕を下ろす。
同社の宮内正喜社長は「ポンキッキーズ」の番組終了について、「3月で終了するが、『一時休止』ととらえてほしい。次の展開のためのワンステップだ」と説明した。
ガチャピンとムックは、企業とのコラボレーションでPRイベントに出席したり、「UQモバイル」のCMに出演したり、番組の外でも多岐にわたって活躍をしている。番組が終了したあとの、「新しい一歩」に期待したい。