新バラエティ「林修のニッポンドリル」が今日からスタート "金八コンビ"の共演も

林氏が、知られざる"ニッポン"について授業する
林修さん
林修さん
時事通信

タレントの林修氏がMCを務めるフジテレビ系新水8バラエティー『林修のニッポンドリル』(毎週水曜 後7:57~9:00 初回は後7:00~9:00)が、きょう25日よりスタートする。林氏の授業はもちろん、1999年10月から2000年3月まで放送された『3年B組金八先生』(TBS)で共演していた武田鉄矢と風間俊介による"金八コンビ"の共演、副担任という立ち位置で出演する千鳥・ノブの「ヒントタイム」など、見どころ満載の内容となっている。

 林氏が、知られざる"ニッポン"について授業する同番組。東京で開催されるオリンピック・パラリンピックを2年後に控え、訪日外国人観光客数も年々増加している中で、国宝、世界遺産、寺社仏閣、歌舞伎、礼儀作法から、おもてなしや食文化、さらには間違えやすい日本語まで、日本人なら知っておきたい"ニッポンの○○"をテーマに、林氏が唯一無二の「ニッポンドリル」を作成し、講義を開く。

 初回のテーマは「日本人の知らないニッポンを教えます!」。「世界遺産にも選ばれた国宝・平等院鳳凰堂」「日本が誇る おもてなし」「知らないと恥ずかしい日本語」という3つのジャンルで、林氏がドリルをもとにクイズ形式でわかりやすく解説していく。林氏の"毒舌"が時折かいま見える瞬間があるといい、収録後に行われた囲み取材でノブは「(毒舌が)だいぶ出ていましたね。『おもてなし』として最高級ホテルを紹介しながら、『結局、僕は寝られればいい』と言っていましたから。だけど、なんでもいい感じで言おうとする先生ではないから、聞いていて本当に楽しいです」と賛辞を送った。

 副担任という役割上"大回し"とはいかないが、ノブが体を張って出す「ヒントタイム」も注目のひとつ。初回では、林氏から鳳凰の鳴き声をするように無茶ぶりされてしまい「(設定が)定まってねぇ! 定まってないのにヒントタイムの場に立ってしまった...無茶ぶりがすぎる!」と嘆いていたが「僕はヒントタイムのことを毎晩考えて、ヒントの達人になれるようにがんばらないと、僕の生きる道はそこなんでね。でも、きょうは難しかったなー。ヒントタイムって針の穴を通すような難しさなんですよ。おもしろいかつ、生徒側が答えに近づけたり、おもしろ回答もしやすくなるヒントって、けっこう難しいですよね」と奥深さにうなった。

 生徒役の風間のコメント力も光っている。林氏は「風間さんは、本当にどうやったら、あんなにコメント力を鍛えられるっていうくらいすばらしいですよね。僕も見習わないと...」と感心しきり。ノブも「本当に的確なコメントをするので、収録中も何回か鳥肌が立ちました。林先生と僕が『こう考えてほしい』と思ってくれることを言ってくれる」と舌を巻き、「風間くんが副担任でも全然イケるので、1クール後にそうなっていないかドキドキしているんですよ」との不安を吐露するほど。ためになりながらも刺激的な展開もある『ニッポンドリル』。いろいろな楽しみ方ができそうだ。

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