アメリカ中央情報局(CIA)が11月1日、パキスタンにあるウサマ・ビンラディン容疑者の隠れ家で押収したパソコンに保存されていた動画など、47万件のファイルを追加公開した。
ファイルは2011年5月の襲撃のときに回収したもので、ビンラディン容疑者の個人用の日記や写真のほか、複製したとみられる動画やゲームソフトなどもあった。リストの中には、アニメ「カーズ」や「チキン・リトル」、映画「バイオハザード」のほか、ゲーム「ファイナル・ファンタジーVII」も含まれていた。
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Gizmodeは公開されたMP4のファイル名から、内容を推測。テレビアニメ「名探偵コナン」のあるエピソードではないかと指摘した。
ワシントンポストは「CIAが公開したウサマ・ビンラディンの動画の5つのサプライズ」という動画で伝えた。動画では「名探偵コナン」も紹介されており、GIZMODEが推測した「第549話ではないか」という内容と一致した。
CIAでは2015年5月20日、2016年3月1日、2017年1月19日に、ビンラディン容疑者の情報ファイルを公開している。もちろん、これらの動画をビンラディン容疑者本人が視聴したかどうかは分からない。ビンラディン容疑者は襲撃された当時、隠れ家に妻や子供たちと潜伏していた。