今年3月に国立公園として指定された沖縄県の慶良間(けらま)諸島。30メートル先まで見えるほど透明度の高い海の美しさは「ケラマブルー」と呼ばれ、ダイビングの聖地として人気を集めている。今回は慶良間諸島の海中写真をお届け。これを見れば、ケラマの海に潜りたくなること間違いなし。
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1.ウミガメを追いかけて竜宮城へ
慶良間諸島と言えば「ウミガメ」。深く潜らなくても、ビーチの近くやシュノーケリングでも頻繁に出合うことができるのは、慶良間諸島ならでは。追いかければ、竜宮城に行けるかも!?
2.この色彩の中に身を置きたい
慶良間諸島に生息するサンゴの特徴と言えば、カラフルな色。「ケラマブルー」と呼ばれる世界屈指の美しい海に、鮮やかなサンゴがよく映える。
3.とにもかくにも"ニモ"
とにかくダイバーに大人気なのが、アニメ映画「ファインディング・ニモ」で有名になった「カクレクマノミ」。実は「ニモ」のモデルになった魚はカクレクマノミにそっくりの別種「クラウンアネモネフィッシュ」だとか。慶良間諸島では、6種類のクマノミに出合える。
4.海の中で紅白競演
群れを成して泳ぐ「スカシテンジクダイ」。体が透明なので、太陽の光が反射するときらきらと舞う白い雪のように見える。真っ赤な「イソバナ」との競演で、紅白のめでたい光景が目の前に広がった。
5.何かご用?
図鑑「日本の海水魚」の表紙を飾るほど人気者の「モンツキカエルウオ」。じっくり観察すると、笑ったような顔をしたり、怒ったような顔をしたりと、表情豊かでおもしろい。カメラを向けると、「何かご用?」と不機嫌な顔になった。
6.ケラマを名乗っています!
慶良間諸島の名前が付いた「ケラマハナダイ」。日本で最初に慶良間諸島で発見されたことから、この名が付いているとか。サンゴ礁の上を群れで泳ぐ色鮮やかな光景は、いかにも慶良間諸島らしい。
7.シュワッチ!
人気ヒーロー「ウルトラマン」にそっくり。ダイバーの間では「ウルトラマンホヤ」と呼ばれている。みんなで「シュワッチ!」と叫んでいるように見える。
8."ケラマンタ"に遭遇
慶良間諸島に生息するマンタ、通称「ケラマンタ」。マンタは沖縄では石垣島で多く見られるが、慶良間諸島では珍しい。出合えたらラッキーだ。
9.目、目、目!
みんな同じ方向を向き、群れをなして泳ぐ「キンメモドキ」。目が大きいので、大勢に見つめられているようで、遭遇するとたじろいでしまう。
10.シルエットロマンス
慶良間諸島の海は透明度が高く、海の中まで太陽の光が差し込む。「スズメダイ」のシルエットが、なんともロマンチックな光景を創り出した。ケラマの海に来てよかったと思える一瞬だ。
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