2歳の女の子、母親の銃に撃たれて死亡。アメリカ・オハイオ州

「安全装置をかけたまま銃を落としたら、子どもに弾丸が発射された」

アメリカ・オハイオ州クリーブランド近くの町で4月20日(現地時間)、2歳の女の子が母親の銃に撃たれて死亡した。母親は「安全装置がかかった銃を落としたら、子どもに弾丸が発射された」と説明しており、警察は「悲劇的な事故」と見て捜査を進めている。

母親は合法的に銃を入手しており、携帯許可証も所持していたという。

地元警察によると20日夜、オハイオ州ウィックリフ市内のホテルから通報があった。銃で撃たれた2歳の女の子は病院に運ばれたが、数時間後に死亡が確認されたという。ホテルには3人のきょうだいがいたが、無事だった。

ABC-5によると、母親は通報した際に、銃の安全装置が外れていたとオペレーターに話したが、数秒後に「安全装置は入っていた」と語ったという。「私は銃を落としてしまった。彼女は逝ってしまった。私の赤ちゃんはいなくなってしまった。彼女は息をしていない。彼女は逝ってしまった」と話していた。

地元警察は調査を継続中とした上で、公式Twitterで「この小さな美しい女の子の家族に哀悼の意を表したいと思います。現時点では、悲惨な事故の結果だと見ています」と声明を発表している。

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によると、1999年から2016年にかけて、アメリカ国内で1678人の5歳以下の子どもたちが銃によって命を落としている。

ハフポストUS版から翻訳・編集しました。

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