アメリカ・オハイオ州の公園で5月25日、"落書きされた状態"で保護された捨て犬が、新しい家族に迎えられることになった。地元メディアなどが報じた。
ABCニュースによると、この犬は発見された当時生後5〜6カ月ほどで、胴体には「FREE(無料)」、「I am a gift from God(私は神からの授かりもの)」、頭部には「GOOD HOME ONLY(良いお家だけ)」と油性ペンで書き込まれていたという。
犬はその後、地元の非営利団体「ロス・カウンティー・ヒューマン・ソサエティ」に保護されたが、引き取り手を探す状態が続いていた。
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同団体の公式Facebookページによると、この犬は「マーヴェラ」と名付けられ、油性ペンの跡も落とされたという。
団体のスタッフはこの件を受けて、Facebookの投稿で次のように述べている。
「捨てる」以外の選択肢もあると、心に留めて頂けたらと思います。マーヴェラは幸せでしたが、国内で何千匹もの犬が幸せな最後を迎えることなく一生を終えるのです。
投稿を見たフォロワーからは、「家族が見つかってよかったね!」といった喜びのコメントもある一方、「言葉にできない」「これは残酷を超えている」といった悲嘆の声も多く寄せられている。