妻が妊娠9カ月を迎えています。はじめての子供を迎えるにあたり、生活にも色々な変化が訪れるのを夫婦ともども楽しんでいます。
中でも大きな変化の一つが、アルコールのない生活。食べることが好きで料理が楽しくなり、先日はお弁当についてブログを書かせて頂きました。そんな私はお酒も大好きなのですが、妊娠中の妻はお酒が飲めません。
実は私、3年前に体調不良で、しばらくお酒をまったく飲まなかった時期がありました(今は完治しています)。そんな時、お酒を飲まずに飲み会に参加する機会もあり、それも楽しいものだったのですが、やはり酔っている人との差は感じるもの。話をしていると、「あっ、この人はいま酔いが回ったな」と気づいたりしたものです。不思議と羨ましいとは思いませんでしたが、少しだけ会話のテンポがズレてしまうのは如何ともしがたいものがありました。
その時とは立場が逆になり、私が飲む・妻が飲まない、という状況がしばらく続くのはいかがなものだろう?と思い、それならば家では私も飲まない生活にしてみよう!と決意し、半年ほどが経ちました。
やってみての感想ですが、「もっと早くこうすればよかった!」と心から思っています。
お酒を飲む、それが昂じて依存する状況は大きく4つあり、HALTの法則(Hunger=空腹, Anger=怒り, Loneliness=寂しさ, Tiredness=疲れ)と言われています。たしかに、夕飯抜きで遅くまで働いた日、人間関係でちょっといろいろあった日など、ふとアルコールに手が伸びる気持ちはよくわかります。
しかし実のところ、最初の1〜2杯何か飲んでしまえば、意外と気が済んでしまうもの。落ち着いたところで、動画でも見てお風呂入って寝ようかな、というのはなんだか健康そうな気がしませんか。
普段飲む方は特にですが、お酒を飲まずに寝ると眠りが深くなるのに気づきます。
最新のiPhoneではヘルスケアAppから毎日の睡眠分析を見ることができますが、これで確認してみると一目瞭然。お酒を飲んだ日は途切れ途切れの睡眠が、飲まなかった日はきれいにひとつながりになっています。
もちろん子供が生まれた暁にはまとまって眠れることなどないのでしょうが、それならそれで眠りの質を高めることは大事なはず!まだ経験を伴ってはいませんが!
時間の使い方が上手な人はお酒を飲まない、とはよく言われます。お酒は確かに楽しいものですが、飲んだ後やる気を出すのは基本的に不可能です。その点ノンアルコールにしておけば、夜中にちょっとした仕事、家事など、何かしらできるものです。これが毎日と思うと、すごく大きなことができそうな気がしませんか。
わかっています。そうはいっても、お酒は楽しいし美味しいからいいのであって、ノンアルコールじゃあ気分も出ないし......。
私もそう思っていました。今は違います。ノンアルコールでも楽しい飲み物は数え切れないほどあるのです。私は飲み会などには参加するので、完全な禁酒・断酒をしているわけではありません。そんなお酒が好きな私でもお気に入りのノンアルコールドリンクがたくさんあるのです。
妊娠中・授乳中の方やそのご家族、年末年始にちょっと飲みすぎたなという方、今年こそは時間を有効に使うぞ!と決意された方へ。楽しい時間の選択肢が増えるといいなと願っています。
<ノンアル男子・連載一覧>
<弁当男子・連載一覧>