女優の新垣結衣が主演した2016年の大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)』の全11話が、TBSで12月31日と1月1日に一挙放送されることが決定した。
新垣演じる「みくり」と星野源演じる「平匡(ひらまさ)」が帰ってくる
番組の公式サイトによれば「再放送を強く希望する声が数多く寄せられていた」という。
▼番組公式Twitterでも「ハグの日」の火曜日に合わせて告知された。
火曜はハグの日🎅逃げ恥の日🎄ということでちょっと早めのクリスマスプレゼント的情報です🎁年末年始、地上波初全話一挙放送決定しました!12月31日8:55から第1話〜第8話、1月1日14:30から第9話〜最終回まで✨放送は一部地域を除きます。ご了承下さい。
#逃げ恥#新垣結衣#星野源#ムズキュン再びpic.twitter.com/7hKpGn6KwB
— 【公式】TBS「逃げるは恥だが役に立つ」 (@nigehaji_tbs) 2017年12月12日
海野つなみ氏の原作漫画を実写化したこのドラマは、新垣結衣演じる「森山みくり」と星野源演じる「津崎平匡(ひらまさ)」のキュンキュンする会話と、夫婦や家族のあり方、労働問題など、社会的なテーマも絡むストーリーが大きな話題を呼んだ。
ドラマは職ナシ、彼氏ナシ、家もナシの主人公・みくりと、恋愛経験のない独身サラリーマン・平匡が「契約結婚」するという設定。みくりは、料理、洗濯などの家事労働を、雇用主である平匡に提供する。同じ家に暮らすうちにだんだんと惹かれていくが、「恋愛の熱」では片付けられない、みくりの社会への問題意識が好評を集めた。
「それは好きの搾取です」「私、森山みくりは愛情の搾取に断固として反対します」「システムで作られた関係は、システムから逃れられない」などのドキッとさせられるセリフは、TwitterなどのSNSでも大きな共感と話題を呼んだ。
オリコンニュースによると、ドラマは最終回に平均視聴率20.8%を獲得し、タイムシフト視聴も含む総合視聴率は33.1%を記録した。
第1話から一度も視聴率を下げずに右肩上がりをキープし、民放連最優秀賞などさまざまな賞を受賞し、計37冠を獲得している。
『逃げ恥』ブームのもう1つのポイントは、星野源が歌う主題歌『恋』に合わせて踊る「恋ダンス」。ドラマのエンディングで新垣や星野、石田ゆり子や大谷亮平、古田新太らがカワイイ振り付けを披露し、人気を博した。また著名人を含む多くの人が「恋ダンス」を踊った動画を投稿するブームを巻き起こした。
昨年の紅白歌合戦で星野が『恋』を披露した際には、ゲスト審査員席に座った新垣結衣が、席で小さく一緒に踊るというシーンもあった。
家族でゆっくりテレビを見ることができる年末年始に、「好きの搾取」について考えてみるのもいいかも...😇
放送予定
放送日時 : 12月31日(日)
8:55~11:45...1話~3話放送
11:55~16:30...4話~8話放送
放送日時 : 1月1日(月・祝)
14:30~17:30...9話~11話放送