安全第一。可愛さはその次。新型コロナウイルスの感染が広がっている今は……。
タイでは、いくつかの病院が「新生児の顔に超ミニサイズのフェイスシールドをつける」という新しい新型コロナウイルス対策を始めている。
感染から小さな体を守るために、サンバイザーのようにも見える小さなフェイスシールドをつけた新生児たち.
写真はバンコクにあるラーマ9世病院の産科病棟で4月9日に撮影された。
フェイスシールドをつけた赤ちゃんたちは、なんだか小さな溶接工のようだ。
Advertisement
同病院のFacebookには、「私たちは安全を一番大切にしている」と書かれている。
フェイスシールドは、赤ちゃんの顔に咳やくしゃみがかからないようにするためのものだという。
さらに、バンコクに近いサムットプラカーンにあるパオロ病院も、フェイスシールドをつけた新生児の可愛らしい写真を投稿している。
投稿によると、同病院は「小さな子どもたちのための特別の保護手段として、新生児用のフェイスシールドを用意した」という。
Advertisement
ニューヨークポストの動画には、フェイスシールドの上に王冠の飾りまでついている様子がうつっている。
BBCによると、マスクは親たちが病院から自宅へ帰るときに赤ちゃんを守るためのものだ。
一方で、常にシールドをつけると非衛生的にもなりうるため、長時間の着用はおすすめしないという。
タイの保健省によると、タイでは4月10日までに2473人の感染が確認され、少なくとも33人が亡くなっている。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。