5月4日は「みどりの日」です。この日は毎年、国公立公園の入園料が無料になることをご存知ですか? 「みどりの日」が4月29日(現・昭和の日)から5月4日に移動してきた2007年から行われています。
「みどりの日」の主旨は「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」(国民の祝日に関する法律)というもの。その主旨にそって、国公立公園の入園料が無料になるのです。
何かと出費が多いゴールデンウィークのお出かけが続く中、家族全員の入園料が無料というのは助かります。たとえば、上野動物園の入園料は、一般が600円、中学生が200円ですが、両親と中学生の子2人の家族4人の入園料は1600円。それが「みどりの日」は無料になるのです。
「みどりの日」は国公立公園の入園料は無料になるといいましたが、例外もあります。たとえば、青いネモフィラが一面に広がる国営ひたち海浜公園(茨城県)は、5月4日には通常どおり有料(大人450円)ですが、その代わり5月13日に無料化されます。
「みどりの日」の入園料が無料になる主な施設を掲載しましたので、これを機会に活用してみてはいかがでしょうか。
※カッコ内は通常の大人料金
【北海道】
北海道大学植物園(120円)
国営滝野すずらん丘陵公園(450円)
【宮城県】
仙台市野草園(240円)
秋保大滝植物園(240円)
【茨城県】
筑波実験植物園(310円)
【埼玉県】
国営武蔵丘陵森林公園(450円)
【東京都】
上野動物園(600円)
多摩動物公園(600円)
井の頭自然文化園(400円)
葛西臨海水族園(700円)
神代植物公園(500円)
夢の島熱帯植物館(250円)
新宿御苑(200円)
浜離宮恩賜庭園(300円)
旧岩崎邸庭園(400円)
旧芝離宮恩賜庭園(150円)
旧古河庭園(150円)
清澄庭園(150円)
小石川後楽園(300円)
殿ヶ谷庭園(150円)
向島百花園(150円)
六義園(300円)
小石川植物園(400円)
国立科学博物館附属自然教育園(310円)
森林総合研究所多摩森林科学園(300円)
【神奈川県】
小田原フラワーガーデン(200円)
【大阪府】
大阪市立大学理学部附属植物園(350円)
【新潟県】
国営越後丘陵公園(450円)
【兵庫県】
淡路島国営明石海峡公園(450円)
【広島県】
国営備北丘陵公園(450円)
広島市植物公園(450円)
【香川県】
国営讃岐まんのう公園(450円)
【福岡県】
福岡市動植物園(600円)
【佐賀県】
国営吉野ヶ里歴史公園(460円)
【沖縄県】
沖縄熱帯ドリームセンター(760円)
東京都建設局「無料入園日のお知らせ」(http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jigyo/park/kouenannai/muryounyuuen.html)/国土交通省「日本の国営公園」(http://www.mlit.go.jp/crd/park/shisaku/p_kokuei/nihon/)
(2018年5月2日ウェザーニュース「【みどりの日】5月4日、無料入園になる国公立公園一覧」より転載)
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