2022年卒学生のみなさんは、もう少しで就職活動本番ですね。不安や焦りを感じている方も多いと思います。
ハフポスト日本版が2月15日に配信した番組「就活相談ライブ」では、「やりたい仕事はどう見つけるのか?」「行きたい企業をどう見つけるのか?」という就活生の悩みを中心に、就活生当事者とゲストが語り合いました。
番組配信終了後には、ゲストと就活生との座談会も開催され、語り足りなかった就職活動の悩みを話し合い盛り上がりました。
番組、そして座談会を通してゲストが就活生に伝えたのは、焦らなくていい、飾らずに自分らしい就職活動をしよう、ということです。
焦らなくて大丈夫。休んでもいいから、自分のペースで
座談会で、就活生から聞こえてきたのは「インターンシップに行ったり、すでに内定もらっていたりする人が周りにいて不安だった。今日、私と同じようにまだ就職活動を進められていない人がいると聞いて、安心して頑張ろうって思えた」と前向きな感想。
就職活動時はとくにやりたい仕事がなかったというゲストの秋元さんは「私は、みんながやっているから就職活動していたタイプ。だから、最初はスタートが遅れたかなと思っていた。それでも問題なく、ゆっくり行きたい企業を探せたし、自分のペースでいいと思う」と自身の経験から、焦らなくていいことを教えてくれました。
「就活生だからって、毎日就職活動しなければいけないことはない。社会人が週に2日休むように、全然休んでいい」とマイナビの大塚さんも無理をしないようにと声をかけました。
自分を飾る必要はない。自分の言葉で、自分の本心を伝えられたら、それがやりたいことかもしれない
「面接が苦手です」「ビジネス用語とか使ったほうがいいんでしょうか」これは、就活生の口から何度も出てきた言葉です。
「むしろ、うまく話せないんですけど、って一言添えて、自分のキャラクターにしちゃえばいい。自己分析ができているってプラスの評価にもなると思う」と、自分を生かす面接方法をアドバイスしてくれたのはエミリンさん。
大塚さんも「わからない言葉は聞き直してもいい。知ったかぶりしなくていい。就活生だからこそ、聞いても恥ずかしくない」と、ビジネス用語などを無理に使う必要はないこと話してくれました。
面接とはいえ、人と人との会話。過度にかしこまることなく、普段の自分のコミュニケーション方法で挑む方が、相手にも好印象を与えそうです。
また、やりたいことを見極める軸について質問を受けたエミリンさんは、「その理由をちゃんと話せるかどうかが大事だと思う。何かに影響を受けた時も、なぜ影響を受けて、自分に取り入れようと思ったのか、自分の言葉で自分の本心を伝えられるのかどうかを私は考える」と返答。やりたいことに向き合ってきたエミリンさんらしい説得力のある言葉でした。
就職活動は、自分が何をしたいのかを考え、エントリーシートや面接でそれらを言葉にすると思います。その時、自分の思いを飾らずに、自分の言葉にできたら、それがやりたい仕事、行きたい企業なのかもしれません。
みんな、就活生の味方だから安心して大丈夫
「企業の先輩にどう話を聞いていいかわからない」「目上の人と話すのに慣れていない」という悩みも、座談会で多かった就活生の悩みでした。
秋元さんは、「DMなどから直接、先輩への訪問を頼む時も、今は何もお返しできないんですけど、15分でいいのでお話できませんか?という姿勢がいいと思います。できるだけ対応してくれるはず」と、就活生から何かを与えようとしなくていいのだと伝えてくれました。
「緊張しているんです、とかも言ってくれて全然いいんですよ。こちらも、緊張してるんだなと思って対応できるので」と、大塚さんからも優しいアドバイス。
企業の先輩も、面接官も敵ではなく味方です。素直に、自分の状況を伝えることで、相手も助けようとしてくれます。
ゲストから、就活生へメッセージ
最後に、ゲストのみなさんから就活生にメッセージをいただきました。自分に響く言葉があれば、ぜひ就職活動中のお守りにしてください。
秋元さん「2月に本を出版するにあたって、原稿を書いていて思ったのですが、つらかった経験がないと本って面白くないんです。就職活動では、第一志望に行けないとか、つらいことがあるかもしれないけど、それがある意味、人生を彩る一つになるかもしれない。背負いすぎずに頑張ってほしいと思います」
エミリンさん「初めてのことばかりで、自分の選択が間違ってないかとか、きっと不安になると思います。でも、自分がやってみたいことって、ちゃんと自分の心の声を聞いたらわかる。どうか周りの声とか、世間体に惑わされず、自分と向き合う期間にして、夢を掴んでもらえたらと思います。応援しています」
大塚さん「とにかく“見えない”という不安が大きいと思います。だからこそ、エントリーシート や面接でも、就活生っぽい型を作ろうとする。今回のゲストの皆さんのように、どうその型を崩すかというスタンス自体がいい気づきになればと思います。就職活動を通じて、自分の型を、見つけてみてください。そして、その型にあった企業に、新卒でも、もっと先でも、出会えるといいのかなと思います」
まずは、説明会事前予約で余裕を持った就職活動準備を
就職活動本番まであともう少しという2月15日。座談会では「先輩が、3月1日の夜に一斉にエントリーするのが大変だったと言っていた」「サイトにアクセスが集中して、F5キーを連打してリロードすると聞いた」など、3月1日の採用広報 一斉解禁あるあるが飛び交いました。
そんな中、マイナビ2022は、少しでも余裕を持って就職活動進めるために、3月1日以降に開始する企業の説明会を事前に予約できる機能がスタート。就活生のみなさんも「3月1日が不安だったので、活用したいです」と話していました。大塚さんも「そのために作った機能なので、ぜひ使ってください。現在10,000社近くが説明会予約を受付けていますが、これから受付開始となる企業もあるので、こまめにチェックしてみてください」と笑顔で解説しました。
詳しい使い方は、ぜひ動画を見てくださいね。
マイナビと一緒に、まずは就職活動の一歩を進んでみましょう。
■ マイナビ2022 説明会事前予約機能の概要
【使用可能期間】
2021年2月15日〜2021年2月28日23:59まで※現在は終了しております。
【内容】
マイナビ2022で、3月1日以降に開催される企業説明会の事前予約をすることができます。
※事前予約した内容は2/28までは自由にキャンセルすることができます。
※この期間に個人情報が企業に送られることはありません。
※満席でもキャンセルが出れば予約できます。
※今予約を受け付けていなくても、随時予約できる企業は増えます。
【マイナビ2022】
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詳しい使い方は、ぜひ動画でもチェックしてくださいね。
今回、番組を企画した私も、番組作りをしながら、自分の就職活動を振り返っていました。正直つらい思い出が多かったです。第一志望群は全部落ちたし、面接が特に苦手で、また上手くいかなかった、と泣いた時もありました。
今では、あんなに思い詰めることはなかった、せっかくなら就活生という立場を生かして、色々な会社を見て、色々な人に会ってみたらよかった、と思います。
だからこそ、みなさんには、もっと前向きに就職活動をしてほしい。
そんな思いを込めて、番組をつくりました。就活生にとって、どうか少しでも就職活動が楽しく、意義のあるものになりますように。ハフポストとマイナビ2022は就活生のみなさんを応援しています。がんばれ就活生!