こんなに幼い子猫でも、年下への責任感を感じるものなのだろうか。
アメリカ・ミズーリ州カンザスシティで、4匹の子猫たちが保護された。そのうちの1匹で生後6週間とみられる黒猫は、自分より幼い3匹のそばに寄り添っていたという。
4匹を受け入れた保護団体「KCペットプロジェクト」は、この黒猫を「世界一責任感の強い子猫」と呼んでいる。
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KC PET PROJECT
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世界一責任感が強い子猫、ビンクス
KCペットプロジェクトは5月20日、4匹の子猫の写真をFacebookに投稿。
「世界一責任感が強い子猫を紹介します。生後6週間で、生まれたばかりの3匹の子猫と一緒に見つかりました」とコメントした。
この黒猫は発見時、他の猫たちの世話をしていたという。KCペットプロジェクト広報のトリ・ファゲイトさんは「発見者は母猫を待ったのですが、姿を見せなかったので保護施設に連れてきました」とハフポストUS版の取材にメールで回答した。

KC PET PROJECT
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年上の子猫は、ビンクスと名付けられた。
生まれたばかりの子猫たちは母乳か人工のミルクが必要だ。ファゲイトさんによると、ビンクスは自分もまだ幼いのに、できる限り年下の子猫の世話をしようとしていた。
また、生後2週間とみられる3匹の子猫は、オリー、フランキー、ジギーと名付けられた。
ファゲイトさんによると子猫たちは現在里親に預けられていて、幼い3匹には数時間おきにミルクが与えられている。
同じ里親が面倒をみているため、ビンクスは3匹と一緒だ。ファゲイトさんは「彼らを引き裂くなんて、どうやったらできるのでしょう」とコメントしている。
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KC PET PROJECT
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。