『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズで知られる山崎貴監督が、「超大作怪獣映画」(仮題)を撮影することが決まった。
舞台となるのは、終戦直後の1945〜47年の日本。1954年公開の初代「ゴジラ」と近い時代設定だ。『三丁目の夕日』シリーズでもゴジラの出現シーンを盛り込み、「昭和でなければゴジラは出せない」と語っていた山崎監督。
「ひょっとして初代ゴジラのリメイク?」とSNS上で話題になっている。
■撮影は3月中旬〜6月中旬。エキストラ募集が始まる
映像制作会社「ロボット」は2月18日、「東宝の新作映画『超大作怪獣映画 』の撮影がついに決定」として、ボランティアでエキストラに参加する人員を募集する告知を出した。
撮影期間は3月中旬〜6月中旬、関東近郊での撮影を予定している。時代設定は「1945〜47年戦後の日本」とされているため、出演者全員が用意された時代にあった扮装をする。そのため、「パーマ・男性の長髪」のほか、ヘアカラーもNGだ。新型コロナ対策として「最低限ワクチン2回接種から2週間経過」が条件。告知ページに詳しい条件が書かれている。
山崎監督は2007年公開の『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の冒頭に、昭和30年代の東京をゴジラが破壊するシーンを盛り込んだ。当時、ASCII.jpのインタビューに次のように答えていた。
「昭和でなければゴジラは出せないと思っていて、以前、もし自分がゴジラを作るとしたらと考えたことがあって、それには昭和は切り離せないと考えたんです」
■初代ゴジラ、それとも大ダコ?ファンの憶測が広がる
ゴジラ愛が強いことで知られる山崎監督。西武園ゆうえんちで2021年5月からスタートしたアトラクション「ゴジラ・ザ・ライド」の映像を手がけている。それだけにSNS上では特撮ファンの間で「ひょっとして初代ゴジラのリメイクかしら」と推測する声も続出している。
その一方で現時点で「ゴジラ」とは発表されてないことから、初代ゴジラの当初の設定として知られる「大ダコ」や、ラドンなどの他の東宝怪獣ではないかと推測する声も出ていた。
「ゴジラとは語ってないし、どういうことなのか。 まさかの大ダコだったりして」
「 実はバラン、モスラ、ラドンの可能性」