ミニストップ全2200店で成人雑誌の販売中止へ

「女性にとっても、より利便性の高いコンビニへ」
ミニストップ茨木真砂店(2011年撮影)
ミニストップ茨木真砂店(2011年撮影)
Wikimedia (CC BY-SA 3.0)

コンビニ大手のミニストップの全店舗で成人向け雑誌の販売を中止することになった。運営元のミニストップ社(千葉市)が、11月21日に発表した

12月1日から千葉市内の全店で、年明けの1月1日から全国の約2200店で取り扱いをやめる。販売中止の理由について、同社は女性客への利便性の向上を掲げた。リリースで以下のように説明している。

日本の総人口が減少に転じる中、女性がコンビニエンスストアを利用する機会が増えてきております。

当社においても中食・内食商品の強化やWAON POINTカードの導入など、女性にとってもより利便性の高いコンビニエンスストアへの変化を進めております。

これらの取り組みの一環として、かねてより成人誌の陳列対策に取り組まれていた千葉市からの働きかけをきっかけとして、千葉市および国内全店舗で成人誌の取り扱いを中止する判断をいたしました。

朝日新聞デジタルによると同社は、来店した女性や家族連れから「やめてほしい」「子どもに見えてしまう」などという声が寄せられたことで、5月ごろから取り扱いの中止を検討していたという。

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