男のロマンたるミリタリージャケット。
そのタフで有り余る機能美を身につける喜びは、厳しい寒さが訪れる時期にこそ嚙みしめたい。ただ、実際にコーディネートに取り入れることを考えると、他のアイテムとも馴染む主張の少ないものを選ぶのが良さそうです。
そこで今回は、シンプルで合わせやすくもヤワじゃない、男心をくすぐるミリタリージャケットをご紹介。この冬主役を張れる、選りすぐりの精鋭たちが集まりました。
本物のミルスペックを日常に
イギリス軍 - PCS Thermal Jacket
イギリス軍が実際に使用している、寒冷地用のサーマルジャケットです。ハンドウォーマーポケットや、左胸にある勲章をつけるためのベルクロパーツなど、リアルなミリタリーウェアならではのディテールがたまりませんね。素材にはタフなリップストップナイロンを使い、襟元に収納可能なフードをあしらうなどタウンユースな要素も多く、コンパクトなサイズ感も魅力的。定番のアウターとして持っておきたい一着です。
野暮ったさは一切ナシ
niuhans - Sheepskin Sleeve Bomber Jacket
ミリタリーウェア独特の土臭さを一切排除した、温和な印象のボンバージャケットです。胴部分の素材には暖かくしっかりとした肌触りのウール、腕部分には手触りのいいシープスキンを採用。裏地のウール素材には暖かなヤクの毛を混紡し、ジッパーにもアンティーク調のLAMPO社のものが用いられるなど、見えない部分へのこだわりも徹底的に。シルエットはご覧の通り、ぜひ店頭で袖を通して欲しい一着です。
街着としても優れたハイスペックJKT
USMC - HI-LOFT JACKET LEVEL7 HAPPY SUIT
アメリカ海軍が身につける「ハッピースーツ」の希少なデッドストックです。軍の規格で定められた寒さの基準値(LEVEL7)をクリアする一着だけあり、その防寒性能は言わずもがな。軽量素材を使ったライトな着心地に加え、スタンドカラーのシンプルな首回りやミニマルなデザインなど、タウンユースに欲しい要件もクリア。機能性・コスパ・デザインと三拍子揃い、さらに市場に出回っている球数も少ないとなれば...即決も射程圏内です。
ミリタリー要素の"ちょい足し"
GROUPIE - COACH JACKET
今の気分なデザインに、少しミリタリーらしさを感じさせる素材使い、そんないいとこ取りが叶うのがこちら。MA-1ライクな光沢のコットンナイロン生地を採用したコーチジャケットです。見た目はしっかりとコーチジャケットながら、カーキとネイビーの色使いや、裾に入ったゴムのお陰でしっかりとミリタリーウェアらしい佇まいに。いつものストリートスタイルに少し個性を取り入れたい方にもオススメな一着です。
定番の一着をさらに着やすく
ROTAR - Neo M-65
ミリタリーアウターの王道・m-65を現代的にアップデートした、その名も「Neo M-65」です。胸元のポケットや脇後ろのプリーツなど本来の魅力は残しつつも、フードを排除することでよりすっきりとした印象に。スタンドカラー風の首元も上品で、フーディとのレイヤードもしやすい作りへとモディファイ。加えて、生産も全て国内で行う質の良さも見逃せない、まさに珠玉の一品です。
最後に
ミリタリーウェアを着ると、その独特な"力強さ"に高揚感を覚える方は多いはず。今年の冬も例年通り寒くなる予報なので、防寒をしつつもコーディネートを楽しめるような、絶妙なアウターを手に入れてみてください。
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