アメリカ・フロリダ州マイアミで3月15日午後1時半ごろ、建設中の歩道橋が崩落し、複数の乗用車や通行人が下敷きとなった。
消防当局によると、4人が死亡し、9人が病院に搬送された。ケンダル地域医療センターによると、搬送されたけが人は20代から50代で、2人が重体。
マイアミ・デイド郡の消防隊によると、8台の車両が歩道橋の下敷きになった。地元当局は、崩落した歩道橋が不安定になっているため、がれきを一つ一つ撤去しなければならないと述べた。
歩道橋は、フロリダ国際大学の学生が通行するために建設されたもので、重さはおよそ950トン。大学によると、歩道橋は幹線道路をまたいで大学のキャンパスを往来できるように建設され、通行人には開放されていなかった。10日に設置されたばかりで、2019年はじめに完成予定だった。
現場の声
現場にいたマリオ・バルデスさんは地元テレビ局「WSVN」の取材に、友人が歩道橋の下を歩いていた時、突然崩落したと語った。
「彼が通ろうとした瞬間に、橋が落ちてきたんです」「彼は緊急搬送されました。どうなったわかりません。ただただ心配です」
Twiiterユーザーのダマーニ・リードさんは、事故現場近くのアパートで、歩道橋が崩れる音を聞いたと、ハフポストの取材に答えた。「音はそれほど大きくありませんでしたが、2つの鋼材が落ちたような音がしました」。
SNS上では、事故現場の様子を伝える動画や画像が掲載されている。
歩道橋崩落の事故現場
崩落した歩道橋の下敷きになった乗用車
下敷きになった乗用車付近に向かう救助隊員
救出活動をする救助隊員
ハフポストUS版より翻訳・編集しました。