「寝つきの悪かった私が一瞬で眠れるようになった方法」に大反響(マンガ)

その秘訣はメトロノームでした。

「寝つきの悪かった私が一瞬で眠れるようになった方法」というタイトルの漫画が、ネット上で反響を呼んでいる。楽器演奏などで使われる、テンポを刻むメトロノームが睡眠導入に効果的だったというのだ。

■寝付きの悪さに悩んでいる人が「少しでもラクになれば」と投稿

この作品をTwitterに投稿したのは、マンガ家・イラストレーターのmicorun(みこるん)さん。子供の頃から寝付きが悪く眠りにつくのに30分以上かかっていたという。

就寝前の運動や読書、瞑想などの様々な方法を試す中で行き着いたのが、メトロノームのスマホアプリだった。小さな音量で、1分間に20拍から30拍という非常にゆっくりとしたテンポでメトロノームを鳴らすことで、自然と眠りにつくことができるようになった。

「個人差はあるかもしれない」とした上で、寝付きの悪さに悩んでいる人に向けて「少しでもラクになれば」と結んでいる。

この3ページのマンガは、11月13日の投稿から約1週間で、1万2000回以上もリツイートされた。

Twitter/micorun
Twitter/micorun
Twitter/micorun

■メトロノーム導入は「音楽をゆっくり聴く」を突き詰めた結果

ハフポスト日本版は、このマンガを描いたmicorunさんに取材した。メトロノームを利用するようになったのは、睡眠導入の手段として「音楽をゆっくり聴く」を突き詰めた結果だった。micorunさんは、Andoroid向けアプリの「Metronome Beats」を愛用しているという。

--- なぜ睡眠導入に、メトロノームを使おうと思ったのですか?

メトロノームを用いた睡眠導入法自体は昔からあるらしいのですが、私自身は当初は全く知らず、以前に自分がやっていた睡眠導入の一つとして『音楽をゆっくり(二分の一倍速等)聴く』方法が他のものより効果があり、それをもっと単純にしていった結果、メトロノームに行き着きました。

--- メトロノームは実機とアプリ、両方試した感じでしょうか?

実機は手元になかったので試していませんが、アプリは様々なもので試してみました。私個人の趣向としてはアプリが断然おススメです。 アプリの場合は音量、BPM、音の種類や鳴り終わる時間まで細かく設定できる他、イヤフォン等を用いれば複数人で就寝するような環境でも使えるからです。 また実機の方だとマンガ内に書いた『BPM20〜30のような遅いテンポは設定出来ない』というコメントもありました。

--- 今回のマンガは1万回以上もRTされてますが、反響を見てどう感じます。

「実際にメトロノームを使ってすぐに眠れた!」という意見が多く寄せられたことが、自分が感じた時の喜びのように思えてとても嬉しかったです。

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