メルカリがマザーズ上場 初値5000円、時価総額は6000億円超えで今年最大

取引開始から買い注文が殺到した。
メルカリ株は上場初日、公開価格の3000円を上回る5000円の初値がついた=東京都中央区
メルカリ株は上場初日、公開価格の3000円を上回る5000円の初値がついた=東京都中央区
朝日新聞社

メルカリがマザーズ上場 初値5000円、今年最大

 フリーマーケットアプリ大手のメルカリが19日、東京証券取引所の新興企業向け市場「マザーズ」に株式を上場した。1株あたりの初値は5000円と、公開価格(3000円)を66%上回った。初値で換算すると企業価値を示す時価総額は約6766億円で、今年最大の新規上場だ。この日は午前9時の取引開始から買い注文が殺到。初値がついたのは11時13分だった。

 メルカリは2013年、山田進太郎会長兼最高経営責任者(CEO)らが創業。個人が衣料品や雑貨をスマートフォンを通して簡単に売り買いできる仕組みが若い女性らの人気を集め急成長。14年に米国、17年には英国でもサービスを始めた。18年3月末時点で日米英合わせて毎月1千万人超が使い、流通総額は1千億円にのぼる。17年6月期の売上高は220億円。

(朝日新聞デジタル 2018年06月19日 11時44分)

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