『天気の子』『アラジン』『トイ・ストーリー4』…2019年は、邦画洋画ともにヒット作品が続いた年だった。国内の映画興行収入は過去最高を記録。そういった中、映画関連の求人募集も見受けられた。
「興行収入100億円超え」、メガヒット作が次々と
2019年の国内映画興行収入は過去最高へ。その規模は2550億円前後となる見通しだ(*1 2019年12月18日時点)。
『天気の子』(興行収入140億円)
『アラジン』(興行収入121億円)
『トイ・ストーリー4』(興行収入100億円)
といった「興行収入100億円超え」のメガヒット作も次々と誕生し、世間を賑わせた。
特に『天気の子』では、ユニークな広告手法にも注目が集まった。サントリー天然水(サントリー)、シーフードヌードル(日清食品)、クーリッシュ(LOTTE)をはじめ、現実世界に存在する商品が次々と作中に登場。タイアップCMを目にする機会も多かった。
ディズニーの圧倒的な存在感
また、2019年公開の映画を振り返る上で、特に象徴的だったのがディズニーだ。『アラジン』『トイ・ストーリー4』を筆頭に、『アベンジャーズ エンドゲーム』『ライオン・キング』『キャプテン・マーベル』といったヒット作を連発。
11月公開の『アナと雪の女王2』の勢いも凄まじく、公開から3週間たらずで60億円を突破下というニュースも(*1)。全世界累計の興行収入ランキングをみても、トップ10作品中7作品がディズニー関連作品となっている(*2)。
「Hulu」「Netflix」「Amazonプライムビデオ」などが躍進を続け、映画鑑賞の形も多様化している。ただ「映画館に足を運ぶ」という体験自体は、普遍のものと言えるのかもしれない。
映画に携わる求人、どういったものがある?
そういった中、映画関連の求人も見受けられるように。(※2019年12月27日時点での情報です)
たとえば「KADOKAWA」では「実写映画の企画プロデューサー/営業・宣伝マネージャー候補」を募集。
また、2019年8月に映画製作に参入した「楽天」では、スポンサーシップ担当の採用を強化。同社は米国の映画制作・配給会社と合弁で、映画配給会社を設立している。入社後は新作映画のプロモーションや、宣伝コラボレーション企画・セールスなどを担うポジションだという。
その他、動画・コンテンツ配信会社での募集も見受けられた。たとえば「Hulu」を提供する「HJホールディングス株式会社」では宣伝担当の求人も。自身のスキルを活かせるか、求人情報のみでは判断しづらいケースもある。ぜひ応募前の「興味あり」で、合格可能性を受け取ってみてほしい。