社会人はニュースをチェックしているのか。また、具体的にどんな媒体でニュースを見ているのかーー。
転職の体験談やお役立ち情報を発信するウェブサイト「みんなの転職『体験談』。」がアンケート調査を実施し、結果を公表した。
1日どのくらいニュースを見る?
アンケート調査は、7月20日〜8月2日に実施された。
20〜50歳代の社会人計400人(20歳代44人、30歳代144人、40歳代136人、50歳代80人)が回答した。
調査結果によると、「1日にニュースをどのくらいの時間見ますか?」という質問では、「21〜30分」(24%)が最多だった。
「11〜20分」(16%)、「5〜10分」(14%)、「31〜40分」「51分〜1時間」(各13%)と続いた。
なお、「1〜2時間」は9%、「2時間以上」は1%にとどまった。
20歳代は「SNS」でニュースをチェック
「とくにどのメディアでニュースを見ますか?」という質問では、「テレビ」(68%)が最も多く、「ウェブサイト」(63%)、「SNS」(40%)、「ニュースアプリ」(34%)と続いた。
「新聞」は14%、「動画アプリ」は12%だった。
これを年代別でみてみると、20歳代は6割以上が「SNS」でニュースチェックをしており、20〜30歳代で新聞を見ている人の割合はいずれも10%を下回った。
また、ウェブサイトでニュースを見る人は40〜50歳代で多く、いずれも6割を超えた。
普段よく見るニュースは?
また、「普段よくみるニュース」で最も多いのは、「Yahoo!ニュース」(25%)だった。
なお、2〜10位は次の通り。
▽2位(10%)
・ワールドビジネスサテライト(テレビ東京)
▽3位(9%)
・スマートニュース
▽4位(8%、同率)
・報道ステーション(テレビ朝日)
・日経新聞
・LINEニュース
▽7位(6%)
・めざましテレビ(フジテレビ)
▽8位(5%、同率)
・ZIP!(日本テレビ)
・Twitter(現X)
▽10位(4%)
・news every(日本テレビ)
なお、年代別でみると、30歳代以降はYahoo!ニュースを見ている割合が高いのに対し、20歳代はLINEニュースをよく見ていた。
また、20歳代と50歳代はテレビのニュースが情報源という人が多いのも特徴だった。
なお、「ニュースで得た情報が仕事の役に立っている」と回答した割合は74%だった。
どのような点で役に立っているか聞いたところ、「仕事上のコミュニケーション」(54%)、「業界動向・トレンドの把握」(32%)、「社会・世の中をより深く知るため」(18%)などだった。
以上の調査結果から、6割の人は毎日ニュースを見る時間が30分以内で、Yahoo!ニュースをチェックしている人が多いことがわかった。