マツコ・デラックスが『路線バスの旅』初出演 ノリノリすぎて田中律子も仕切れず

マツコは、同番組の熱心な視聴者であるといい、徳さんこと徳光和夫さんも「本当によく見ているね」と感嘆の声をあげるほど。
時事通信社
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マツコ・デラックス、『路線バスの旅』初出演 徳さんとボートレースで大勝負

 タレントのマツコ・デラックスが、16日のゴールデンタイムに放送される『路線バスで寄り道の旅』(後6:30~8:54)に初出演。「2019夏 マツコ・デラックスと一緒に! ミッツ&佳菜子も…東京下町珍道中SP」と題し、徳光和夫の甥っ子でマツコの親友でもあるミッツ・マングローブ、プロフィギュアスケーター日本代表の村上佳菜子も合流し、御徒町、錦糸町、新小岩など、東京の下町を満喫。にぎやかな“路線バスの旅”を繰り広げる。

 毎週日曜の午後(一部地域を除く)に放送されている、徳光和夫がパートナーの田中律子とゲストとともに路線バスだけを使い、寄り道だらけの“のんびり旅”に出かける番組。マツコは、同番組の熱心な視聴者であるといい、徳さんも「本当によく見ているね」と感嘆の声をあげるほど。徳さん、律ちゃんとの初バス旅は予想を超えたハプニングの連続となった。

■懐かしの錦糸町の変貌にマツコ驚愕

 上野松坂屋の地下1階、総菜売り場。パンを買っているマツコ、律ちゃんと合流した徳さんは「大物が(ゲストに)来てくれた、ありがたい」と大喜び。そんな徳さんは以前からマツコと一緒に競艇がやりたかったという。「朝コンビニでお金をおろしてきたし…ちょっとだけ行こう」と変な言い訳をしながらマツコを誘う。

 御徒町から近いボートレース江戸川で勝負をすることに決定。松坂屋をブラブラ、お買い物を楽しみつつバス停へ。ボートレース江戸川へ行く前に錦糸町で下車。実は錦糸町は上野同様、マツコにとっては思い出深い街。「昔はあそこにこんな人がいたのよ」と懐かしいエピソードを次々と披露するが、マツコが遊んでいた時代からすっかり生まれ変わった街の様子にびっくり。ランチは錦糸町でイタリアン。駅前で赤ん坊を連れた若いママさんと触れ合いつつ、いざ船堀、そしてボートレース江戸川へと向かう。

■番組初の大当たりなるか!?

 ボートレース江戸川に到着すると、「マツコさんと一緒にやりたい」と言っていたにも関わらずスタスタと舟券を買いに一人で歩きだす徳さん。マツコや律ちゃんの呼ぶ声も耳に入らない様子だが、これにはマツコも「耳に入っているけど、聞こえないフリをしているのよ」と言って律ちゃんを笑わせた。

 この日はマツコのためにレース場が一望できる特別観覧席を用意。徳さんを中心にマツコはもちろん、律ちゃんも予想し自腹で舟券を購入した。これまでギャンブルとなると時間を忘れてしまう徳さんだけに、律ちゃんは「2レースできればいいですね」などと牽制球を投げるが、律ちゃんの制止も振り切り、レースに熱中してしまう徳さん。マツコも徐々にボルテ-ジが上がっていき…。ミッツと村上もボートレース江戸川で合流。なんと全員での大勝負に出る。大当たりはあるのか!? マツコの絶叫も飛び出した大興奮のボートレース体験、江戸川でハプニングが続出する。

■最後は屋形船で締めの一杯

 ボートレース江戸川から一行は新小岩へ移動。懐かしい昭和の雰囲気が楽しめるスナックで、一杯やりながらのトーク大会となる。実は、フィギュアスケートに詳しいマツコ、ミッツが、村上を前に解説者顔負けの知識を次々と披露。マツコは村上に「メンタルが弱いのよね」と強烈な一撃を与えた後、「今の方が輝いているわよ」とほめるひと幕も。村上もスケートを始めた頃のエピソードや浅田真央さんとの交友録を語る。

 楽しいおしゃべりを堪能した後、ゴールは江戸川の屋形船で締めの一杯。無事にゴールインして新鮮なお刺身や天ぷらに舌鼓を打ちつつ、東京ディズニーランドの美しいイルミネーションを江戸川から楽しむ。

 収録後、徳光は「今回はトークの面白さが見どころ。他の番組ではマツコたちは頭がいいから、楽しませようと計算しながら話をしていると思うんだけど、今日はその計算がなかったんじゃないか。それぐらい面白かったですね」と手応え。

 マツコも「今日は楽しかったけど、ボートレースが大変だったわね。私はもっと早くお別れする予定だったのに、こんな時間までいたから。時間が過ぎるのがあっという間でしたよ」と、ロケを楽しんだ様子。

 田中は「いつもは徳さんが自由奔放なんですが、マツコさんも自由奔放でしたし。マツコさんもノリノリすぎて、私は仕切れなかったです(笑)。今回はもうあきらめました。皆さんそれぞれのいいところが出たと思います」とお手上げだったようだ。

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