アメリカのニューヨーク州ロチェスターで間抜けな暴漢が御用となった。一人暮らしの高齢女性の家に押し入ったものの、彼女はボディビル大会で入賞した経験を持つ強者だったのだ。
CNNや地元テレビ局によると、事件が起きたのは11月21日。ウィリー・マーフィーさん(82)が就寝しようとしていたところ、知らない男がドアを叩く音がした。男はマーフィーさんに救急車を呼ぶよう頼んだが、不審に思ったマーフィーさんはすぐに警察を呼んだ。
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しかし男はドアを打ち破って押し入ってきた。それでもマーフィーさんはうろたえなかったという。
「もう暗かったし、私は一人でしかも高齢。でも私はタフだった。彼は入る家を間違えた」マーフィーさんは今もほぼ毎日、地元のジムで体を鍛え続けているという。
テーブルの金属製の脚やほうきなどを使い応戦し、さらにシャンプーを顔にかけるなど抵抗したマーフィーさん。その後無事警察官が到着し、男は御用となった。
そのまま救急車にのせられ病院行きとなった男。マーフィーさんはこう振り返る。
「救急車に乗ったとき、彼はハッピーだったと思う。私がコテンパンにしたからね。そう、私はやったのよ」
地元警察のTwitterには、警察官とともにスッキリした笑顔を見せるマーフィーさんの写真が載せられている。