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アメリカ・ペンシルベニア州で、勤勉に働き続けていたロボットが職場からの逃亡を図った。
逃げ出したのは、スーパーマーケットチェーン「ジャイアント・フード・ストア」で働く、ロボットアシスタントのマーティーだ。
ジャイアント・フード・ストアは、2019年に172の店舗にマーティーを導入すると発表。
マーティーの仕事は、店内を移動して床にこぼれた食べ物や飲み物などを危険を識別し、お客や従業員に伝えて、快適に買い物をしてもらうことだ。
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2019年に働き始めてから、ぎょろっとした大きな目やユーモラスな表情も愛されてきた。
そのマーティーが、職場である店舗から逃げ出したという。
しかし逃走スピードが遅すぎたようだ。マーティーは従業員によって店内に連れ戻されている。
動画には「時給と育休制度に抗議して、職場デモを起こしたのだろう」「マーティー逃げて」などの応援コメントが投稿されているが、残念ながら自由の身にはなれなかった。
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動画のキャプションにも「ジャイアントから逃げ出し、もう少しで自由を手にするところだったマーティーが、スーパーマーケット監獄に戻された」という説明が添えられている。
捕まってしまったマーティーは、今後も店内をパトロールして、床のこぼれを知らせ続けることになるだろう。
また、スーパーマーケット側は、今回の出来事が逃亡だったと認めていない。
ジャイアント・フード・ストアの広報は地元テレビ局WHTMに対し「マーティーは新鮮な空気を吸うために休憩中だった」とコメントしている。