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火星にいるのは、タコのような姿をした火星人?いえいえ、巨大なクマでした。そんな写真をアメリカ航空宇宙局(NASA)の探査機が撮影しました。耳はないけど、ま〜るい顔にテディベアのような瞳をした可愛らしい姿。「つぶらな瞳がチャーミング」「こういうのを奇跡というのかな」「火星人の文明だ!」などと反響を呼んでいます。
この光景は火星探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター」が2022年12月12日、火星の上空251キロから撮影したもの。カメラを操作するアリゾナ大学が1月25日に写真を掲載しました。
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同大学の解説によると、まず大きな円形のクレーターが出来たあとに中に堆積物がたまって円形の輪郭が残りました。その後、二つの目のような小さなクレーターができたと考えられています。鼻や口のように見える部分は、火山から溶岩や泥流が噴出した跡の可能性があるそうです。
火星では過去にも「仏像」や「人面岩」が撮影されたことがあります。特定の模様が、顔や生物などに見えることを心理学の用語で「パレイドリア現象」と言うそうです。偶然の産物とはいえ、自然の神秘を感じますね。