ハロウィンが終わったら、クリスマスシーズンだ。感謝祭など忘れてしまおう。
それはつまり、マライア・キャリーの季節がやってきたということであり、12月25日まで「恋人たちのクリスマス」を好きなだけ聞いてもいいということである。
ところが、テキサス州ダラスにあるバー「Stoneleigh P」ではそうではないらしい。
10月の終わりに、このバーのジュークボックスに張り出されているお知らせがTwitterに投稿されて拡散した。
そこにはこう書かれている。
「マライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス』を12月1日より前に再生した場合はスキップします。12月1日以降は、1晩に1回だけ再生が認められます」
これはキャリーファンにとっては、悲しいお知らせだ。そしてキャリーにとっても、簡単には受け入れられないことだったようだ。
この張り紙を巡るツイートに、なんとキャリー本人が参戦。「これが、例のクリスマスの戦いってやつですか?」というコメントが書かれた投稿を、兵士の格好をした自らの写真とともにリツイートした。
キャリーの反撃は、さらに続く。
11月1日には、「まだ早い」と書かれたハロウィン用のカボチャの提灯を、「恋人たちのクリスマス」の音楽にあわせてキャンディケーンで叩き割る動画を投稿し「そろそろ時間です」とコメントした。
「恋人たちのクリスマス」に厳しいことで話題になったバーだが、キャリーやクリスマスが嫌いなわけではないという。
バーのゼネラルマネージャーは、「クリスマスが近づくと『恋人たちのクリスマス』があまりに何度もかかるので、数年前に張り出した」とワシントンポストに話している。
張り紙は、楽しんでもらうための冗談であり、常連客には内輪ネタとして受け止められているという。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。