まことお兄さん卒業、惜しむ声続出「エイプリルフールだと言って〜」「素敵な筋肉をありがとう」【おかあさんといっしょ】

「今まで応援してくれたテレビの前のみんな、ありがとう!これからもずっと友達だよ」と笑顔を見せました。
左から佐久本和夢さん、福尾誠さん、秋元杏月さん(2月20日の記者会見より)
左から佐久本和夢さん、福尾誠さん、秋元杏月さん(2月20日の記者会見より)
NHK広報局提供

NHK Eテレの教育番組『おかあさんといっしょ』で「体操のお兄さん」を務めてきた福尾誠さんが、4月1日の放送で番組を卒業した。「まことお兄さん卒業、悲しすぎる」「エイプリルフールだと言って〜」と卒業を惜しむ声がSNSで続出した。

福尾さんは順天堂大学スポーツ健康科学部卒業。6歳から体操競技を始め、選手として16年、コーチとして5年のキャリアを積んでいる。2019年4月から約4年間にわたり第12代「体操のお兄さん」を務めてきた。

■金メダルをぶら下げ、紙吹雪の中でテレビの向こうに手を振る

4月1日の放送で福尾さんは、「お兄さんは今日で『おかあさんといっしょ』を卒業します。みんなとた〜くさん、体操ができてうれしかったよ」とあいさつ。「今まで応援してくれたテレビの前のみんな、ありがとう!これからもずっと友達だよ」と笑顔を見せた。

「体操のお姉さん」を務める、あずきお姉さんこと秋元杏月さんが「まことお兄さんと過ごした4年間は宝物のような、とっても楽しい日々でした。テレビの前のみんなも同じ気持ちだと思います。番組を離れてしまうのは寂しいけれど、私たちずっと友達だよ。また会おうね!」と感謝を述べていた。

その後は、福尾さんの後任となる「かずむお兄さん」こと佐久本和夢(さくもと・かずむ)さんを紹介された後、出演者みんなで「きんらきらぽん」を歌って踊った。

秋元さんから受け取った金メダルを首にぶらさげた福尾さん。紙吹雪の中で「みんな〜、ばいばい〜」と大きく両手を振って番組は終わった。

■コロナ禍での「まことお兄さん」の演技に救われた人も

福尾さんの出演時期のうち3年ほどは新型コロナの感染拡大とかぶっていたことから「コロナ禍で、何度まことお兄さんのユーモラスなところやパフォーマンスに元気をもらったか…!」と振り返る声があった。その優れた運動神経と細マッチョな姿から「素敵な筋肉をありがとう」と感謝する人もいた。

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