俳優の真木よう子さんが、NHKドラマ『炎上弁護人』で主演を務めることが10月4日、発表された。ネットで炎上し「社会の敵」と扱いされた人々を担当する弁護士役を務めるという。
真木さんは、「現代のこの流れにどこか『これでいいのか?』と、思っていらっしゃる方々の気持ちがスカっとするようなドラマです。是非、多くの方々に御覧になって頂きたいと思っております」とコメントしている。
真木さんは2017年8月、クラウドファンディングで支援金を募り、同人誌即売会「コミックマーケット」で写真集を発売しようとしたところ、ネット上で炎上し、まもなくコミケ参加の意向を撤回。Twitterアカウントを中止する騒ぎがあった。
■ドラマのあらすじ
弁護士・渡会美帆(真木よう子)のもとに、ある朝、依頼人の主婦・朋美(仲里依紗)が現れる。彼女のSNSはタレント並みのフォロワー数を誇っていたが、自分に冷淡だったマンション業者のモデル・ルームが火災にあったことを肯定的にSNS発信したことで、「拡散を狙った自作自演の放火では?」と疑われ、一気に炎上したのだ。SNSの炎上案件という勝ち目の薄い内容に迷う美帆だが、朋美に対する攻撃のひどさにあえて依頼を引き受ける...。
■真木よう子さんのコメント
今やネット炎上や、SNSから発信される情報での事件発覚等、私達、表に立つ人間でなくとも皆様全員が襟を正さなければ、次は我が身と姿勢を伸ばす社会になったように思います。
誰が本当の犠牲者で、加害者は何者なのか。
現代のこの流れにどこか「これでいいのか?」と、思っていらっしゃる方々の気持ちがスカっとするようなドラマです。是非、多くの方々に御覧になって頂きたいと思っております。
■放送概要
放送予定:12月15日(土) 総合 よる9:00~10:13(73分)※単発
作:井上由美子
音楽:未知瑠
出演:真木よう子、仲里依紗、岩田剛典、岡山天音、片桐はいり、小柳ルミ子、宇崎竜童、小澤征悦ほか
制作統括:高橋 練
演出:笠浦友愛