不審者の特徴は「星野源に似た男」。地域住民にそんなメールを送った警視庁が訂正を出した。
4月20日、東京都練馬区で女子中学生のスカートを男が無言でまくりあげる事件が発生した。警視庁が住民らに「メールけいしちょう」で周知した際、不審者の特徴としてミュージシャンの星野源さんに似ていると記載していた。
NHKニュースによると警視庁は22日、内容を修正したメールを送り直し、最初のメールの破棄を呼びかけた。
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メールの文面は、光が丘署の署員が女子生徒の目撃情報をもとにして作成した。上司が内容を確認して配信したが、外部から「個人名を出すのは不適切」などと指摘があったという。警視庁はNHKに対して「内容のチェックが不十分だった。関係者におわびしたい」と話している。
今回の件について、ネット上では「風評被害」「不適切すぎるでしょ」と非難する声が続出。「星野源に似ているって人は、大抵似てない」という指摘もあった。
当初送られていたメールの文言は以下の通り。
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4月20日(金)、午後3時00分ころ、練馬区北町8丁目の路上で、生徒(女)が帰宅途中、男に体を触られました。
■声かけ等の内容
・無言で女子生徒のスカートをまくり上げたもの。
■不審者の特徴
・年齢20歳代、黒と白色のパーカー、黄土色ズボン、メガネを掛け、黒色リュックサックを背負った小柄で、星野源に似た男