NGT48から卒業することを発表した山口真帆さんが4月25日、Twitterを更新。2018年12月に受けた暴行事件をめぐり、グループ運営側の対応について批判の声が高まる中、卒業を決断した心境について長文で思いをつづった。
山口真帆さんは21日、劇場の千秋楽公演で101日ぶりにパフォーマンスを披露し、グループ卒業を発表。
発表について、「ファンの皆さんに卒業を伝えるのが本当に申し訳なくて、せめて笑顔でお伝えできたらと思っていたのですが、 自分の前に発表したれなとりこの卒業が悔しくて、涙を堪えるので精一杯でした」と吐露した。
「NGT48にならなかったら、こんな思いしなかったのではないかとも思いました。でも今はNGT48になって良かったと思っています」ともコメント。
NGTメンバーの村雲颯香や、同時に卒業を発表した長谷川玲奈、菅原りこ、そしてファンに対して感謝をつづり、「あと2回の握手会、卒業公演、 皆さんのこと笑顔にしたいです」とコメントした。
また、「アイドルは辞めてしまうけど、 1人の人として、皆さんにまた愛してもらえるような、強く優しい女性になりたいなと思います」と、アイドルを辞めることも示唆。
最後には、「今度は自分の幸せな姿を見せて、 皆さんに元気や勇気を与えられるように夢に向かって頑張ります。応援してくださいとは言えません。 見守っていただけると嬉しいです。皆さんは私の宝物です」と結んだ。
山口真帆さんのコメント全文は以下の通り。
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私、山口真帆はNGT48を卒業します。
ファンの皆さんに卒業を伝えるのが本当に申し訳なくて、せめて笑顔でお伝えできたらと思っていたのですが、 自分の前に発表したれなとりこの卒業が悔しくて、涙を堪えるので精一杯でした。
AKB48が、そしてアイドルが好きでした。
アイドルを好きになってしまった自分を恨み、 親の反対を押し切ってアイドルになった自分も恨みました。
NGT48にならなかったら、こんな思いしなかったのではないかとも思いました。でも今はNGT48になって良かったと思っています。
私をずっとそばで支えてくれたのは、れなとりこともふでした。
誰に何を言われようが、自分たちは正しいことをしている自信がある。と、私を守ってくれました。きっと私が誤ったことをしたら全力で怒っていたと思います。
馴れ合いではなく、同じ意思を持った仲間だったので、私も信じられました。
そして、3人が私を支えてくれたように私も支えたいと思いました。
NGT48にならなかったら、本当の友達を知らなかったかもしれません。こんな素敵な友達に出会えたことが私の宝物です。
そしてNGT48にならなかったら、 こうして支えてくださるファンの皆さんにも 出会えませんでした。
自分の時間削ってまで、自分のことのように私のことも考えてくれるファンの皆さん。
そんなファンの皆さんのこと、私も毎日考えていました。
皆さんに見せた最後の姿は、あのときの謝罪した姿のままだったのがずっと心残りでした。 他のメンバーではなく自分が傷つくだけならそれでいいと思いました。
だけどファンの皆さんのこと凄く悲しませて しまいました。 あんな姿を見せてしまってごめんなさい。
だから千秋楽は最後の卒業発表まで笑顔でやり切ろうと思ったのですが、 次の日ニュースで見た自分の姿は全然上手く笑えてなくて、 あのとき皆さんが泣いてた姿がずっと頭に残っています。
あと2回の握手会、卒業公演、 皆さんのこと笑顔にしたいです。
皆さんに悲しい想いをさせてしまった分、 最後はたくさん笑ってもらいたいです。 皆さんが私のことを支えてくれたように、今度は私が皆さんに元気を与えられたらなと 思います。
今回のことで今まで私のことを知らなかった方も、私を見つけてくださいました。
もっと違う方法で知りたかったとおっしゃる方もいます。
だけど、つらいことも苦しいことも悲しいこ とも全部私の人生です。 どういう形であれ、皆さんに出逢えたこと、私は嬉しいです。 出逢ってくれてありがとうございます。
活動できていない間も、 メッセージや写真やイラスト等、どれも心がこもっていて、励みになりました。本当に嬉しかったです。
アイドルは辞めてしまうけど、 1人の人として、皆さんにまた愛してもらえるような、強く優しい女性になりたいなと思います。
後ろ指を指されようが、自分が信じた道に向かって、真っ直ぐに生きていきたいです。
今度は自分の幸せな姿を見せて、 皆さんに元気や勇気を与えられるように夢に向かって頑張ります。
応援してくださいとは言えません。 見守っていただけると嬉しいです。
皆さんは私の宝物です。