LOEWE初の大型展覧会が東京で開催!クラフトの世界に没入できる展示が目白押し【入場無料】

2024年に上海から始まった世界を旅する巡回展「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」が、2025年春に東京・原宿で開催される。日本だけの特別展示も。

1846年にレザー職人が集う工房としてマドリードで創業して以来、179年の歴史を歩んできたLOEWE。

同社初の大型展覧会である「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」が、今年3月29日(土)から東京・原宿で期間限定開催される。

世界を旅する巡回展で、LOEWEの世界に没入

ロエベ クラフテッド・ワールド展
ロエベ クラフテッド・ワールド展
LOEWE

世界を旅する巡回展として2024年に上海からスタートした本展は「手で物をつくりだす喜びについての物語」に焦点を当て、スペインの伝統や手仕事への献身を称えている。

同社のファッションに対する前衛的な取り組みと、世代を超えて受け継がれるクラフトの文化が紹介される内容となっており、1つの工房から世界有数のファッションブランドに成長するまでの進化を彩ってきた、アイコニックなデザインや文化的なコラボレーションの世界へ来場者を誘う。

また、没入体験にも重きを置いた本展は、インタラクティブな展示も充実。スペインの風景と音を感じたり、パリのランウェイの最前列を体験したりできるほか、スタジオジブリや京都の陶芸ユニットのスナ・フジタをはじめ、近年のLOEWEのコレクションにインスピレーションを与えた想像力の世界へと没入できるという。

日本だけの特別展示も

日本は、同社がヨーロッパ圏外に初めて出店した国として知られている。

1973年にその1号店がオープンして以来、同社の歴史においても重要な役割を果たしており、同社と日本の文化的対話は今日まで受け継がれてきた。今回、東京での開催を祝して、同社が日本国内外でおこなってきたコラボレーションや文化プロジェクトを紹介する作品が特別に展示される。

LOEWE FOUNDATION(ロエベ財団)が支援しており、京都で400年以上にわたり茶の湯釜を造り続けてきた大西家のドキュメンタリー映像のほか、Craft Prizeのファイナリストである四代田辺竹雲斎と渡部萌、2019年の大賞受賞者である石塚源太、そしてミラノサローネ国際家具見本市の展示でコラボレーションをおこなったARKO、松本破風、米澤二郎らの作品が展示される予定だ。

【イベント詳細】

名称:ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界

場所:東京都渋⾕区神宮前6-35-6

日時:2025年3月29日(土)〜5月11日(日) 9:00〜20:00(最終入場時間 19:00)

入場料:無料(予約制)

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