何百年にもわたって、謎に包まれた存在として人間の心を捉えてきた、ネス湖のネッシー。
このミステリアスな怪物の正体について、イギリス・ダービー大学の分子生態学のマイケル・スウィート教授がSNSに投稿した説が、物議を醸している。
マイケル・スウィート教授は4月8日、「ネッシーは怪獣ではない」とTwitterで主張。
そして「クジラのペニスではないか」という驚きの新説を写真とともに展開した。
スウィート教授のツイート:ずっと昔、旅行者/探検家たちが、自分達が見たものを描き、それが多くの海の怪獣たちの物語になった。言い換えれば、触覚や宇宙人の付属器官が水中から現れたなど、何やら不吉なものが水面化に潜んでいると信じさせた…。しかし多くの場合、それは単にクジラのペニスだ。
スウィート教授のツイート:クジラはしばしば、集団で交尾する。1頭のオスがメスと交尾している時に、他のオスは自分の番を待って泳ぎ、その間にペニスが水面に出ることがある。
スウィート教授のツイート:通常、1頭のメスはプライマリー・エスコート(一番近くにいるオス)とペアを組む。そしてグループのオスたちは、プライマリー・エスコートを引きずり下ろし、自分達が交尾する権利を得ようとする。競争は数頭の群れ、もしくは12〜15頭の大きい集団でも起きる。
ネッシーが実はクジラのペニスだという驚きの主張は、2万人以上がリツイートするなど反響が広がっており、多くのコメントが投稿されている。
その中には「ネス湖にクジラがいるのですか?」「私の人生で目にした、最も驚くような話だ」など、懐疑的な意見も多い。
また、スウィート教授は、ネス湖でクジラの存在が確認されているかどうかについては触れていない。
ネッシーの目撃証言は西暦565年から存在するが、その正体については近年も様々な説が浮上している。