1月19日、大学入試センター試験を受けていた全国の受験生に衝撃が走った。
英語のリスニング試験で問題用紙を開くと、第1問目に野菜や果物に手足が生えた、4体の謎のキャラクターが描かれていたからだ。
英語の会話を聞いて、該当するキャラクターを当てるという内容だったのだが、羽の生えたリンゴとニンジン、筋肉ムキムキのキュウリやブドウの4体は受験生に強烈なインパクトを与えた。あまりに特徴的なイラストに、ネット上では「リスニング四天王」などと呼ばれて、コラ画像やCG化されるなど話題になった。
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一体、誰がこのイラストを描いたのか。ハフポスト日本版が、試験を運営する独立行政法人「大学入試センター」にイラストの作成者と出題意図について質問した。
1月21日、研究統括官の大津起夫氏の名前で以下のような回答があった。
「本問題を含む第1問は、比較的平易な英語を聞いて、必要な情報を正しく把握することができるかを問う問題です。イラストを含め、扱う題材については、受験者の取り組みやすさ等も考慮しながら、問題の趣旨を適切に踏まえたものとなるよう問題作成部会において検討を重ねた結果であり、今回の出題も同様と考えております。なお、イラストの作成については、問題作成に関わることなので回答は控えさせていただきます」