自戒のための覚え。
人生はミリ単位のゲーム。
ゴールを目指して投げ上げたボールは、どれほどゴールに近くても、ミリ違えばゴールに弾かれてしまう。
その1ミリ、取るに足らない1ミリを巡るゲーム。
お買い上げいただけるのか、やめてしまわれるのか、その違いは、きっと1ミリ。
誰かに僕を選んでいただけるのか、他の誰かを選ぶのか、その違いは、きっと1ミリ。
誰かに僕を心底信頼してもらえるのか、信頼できないかもと思われるのか、その違いは、きっと1ミリ。
誰かが僕を好きになってくれるのか、ほかの人をもっと好きになるのか、その違いはきっと1ミリ。
僕のウェッブショップには、まだまだ、いろいろと足りない点がある。ちょっとした不便で、買うのをやめてしまうお客様がおられる。
あるアメリカの作家さんは、若いころ飛行機に乗る時は、短パンにアロハではなく、必ずスーツを着た。ある時、隣の紳士と懇意になって仕事を紹介してもらい、キャリアが開く契機となったという。
闇雲にゴールに突進して、ボールを投げても、ゴールはできない。
最後の1ミリをコントロールするためには、忍耐と注意力と長い訓練がいる。
1ミリの違いをコントロールできれば、ボールをゴールに放り込むことができる確率が増える。
そして、その1ミリの違いが積み重なって、長年の間には、大きな違いとなる。
人生は、ミリ単位で勝敗の決まるゲーム
しかも、総当りのリーグ戦ではなく、勝ち残り式のトーナメント戦のようなもの。
ゴールを目指してボールを投げるチャンスは、限られている。
その1ミリの違いがわかるようにならなくっちゃ。
その1ミリをコントロールできるマインドとスキルを磨かなくちゃ。
いまからでも、遅くないと思いたい。
PS この記事にインスパイアされて書きました。
(2015年10月16日 「ICHIROYAのブログ」より転載)