新型コロナウイルスの影響で、突然テレワークが始まったという人も多いはず。
あなたは、この新しい働き方をどう感じているだろうのか。
ハフポスト日本版でTwitterアンケートを実施したところ、「テレワークをしたい(続けたい)」と回答した人は76.2%に。
その一方で、「生産性が下がった」「仕事環境がイマイチ」といった声が聞かれるのも事実。筆者(I)も、テレワークで業務効率化できたはずなのに、なぜか仕事が終わらないという一人だ。
「テレワークでスマホを駆使したら、効率がアップした」と笑顔で語ってくれたのは、ハフポスト日本版スタッフのN。
「私と何が違うの?」テレワークのコツを教えてもらうべく、話を聞いた。
◾️効率アップした人がやめたこと
◾️増えるスマホ閲覧。変わる働き方
現在、コロナ禍でおうち時間が増える中、人々の行動が大きく変化しているのは、言うまでもない。ハフポストの調査では、「インターネットに接する時間が増えた」と答えた人は75.2%に。
多くのビジネスでも、インターネット重視の傾向は高まっている。
さらにデバイスについて聞いてみると、スマートフォン経由のアクセスが圧倒的に多い(73.3%)。
「だから、ウェブメディアに限らず、ECサイト運営や企業のSNS発信などでも、スマートフォンでの “見せ方”が大切なんです」
「PCで制作して最後にスマートフォンでチェックするのではなく、最初からスマホ基準で進行していくのが、スタンダードになりつつあると思います」(N)
◾️スマホだけで働くことも
そう語るNが二画面端末を駆使したら、さらに効率は上がるのだろうか。 “二画面スマホ”として知られる「LG V60 ThinQ 5G」を試して、生活の変化を教えてもらうことに。
数日後、「ルーティンが変わったよ」というNの仕事を見せてもらうと…。
午前中は、三画面を駆使してウェブ会議。
ウェブ会議はみんなの表情を確認できるよう、画面の大きいPCで表示。スマホでは公式サイトやSNSを表示して、最適な見せ方を話し合うのがルーティンになった。
「デザインについて話し合うときは、スマホの左側に指示書、右側にデザイン案を表示。これまでと違って、いちいち画面を切り替える必要がないのでラクです」
「『文字を増やすと読みづらい』『ここを削っては?』など、スマホでの見え方をサクサク確認しながら話せるようになりました」
休憩時間は散歩でリフレッシュ。写真撮影が癒しに。
暑さが和らぐ日は、食事後20分ほど散歩へ出掛け、写真を撮る。
「おうち時間が長い今、貴重なリフレッシュの時間です。癒しを求めて、これまで以上に花や風景の写真を撮ることが増えました」
午後は、デザインの最終チェック。
「デザインなどの確認作業は、もはやスマホだけで済ませることも多いです。遊んでるわけじゃないですよ(笑)。二画面だと作業が速く進みます」
仕事の後は、オンライン飲み会。
この日はビール片手に、話題の動画やみんなのおうち時間について同僚と語り合った。
「普段は、コスメ動画鑑賞+商品検索など、ソファで“ながら作業”をすることが多いですね」なお、この後充電を忘れて寝てしまったが、バッテリーの持ちがいい*ので、翌日いつも通り作業できたという。
◾️二画面スマホで仕事、どんな人に向いている?
「二画面スマホで、たしかに作業効率がアップした」とこの日語ってくれたN。この働き方にマッチしているのはどんな人か。
・インターネットで利用できるサービスを扱う人
「ネットはスマホで見る時代。作業中からスマホを駆使した方が、よりユーザー目線で仕事ができると思います」
・マルチタスクをスピードアップしたい人
「特に画面を切り替えず、マルチタスクをスピードアップしたい人には、二画面端末がおすすめ。この働き方に慣れたら、一画面スマホでの作業が億劫になりました(笑)」
テレワークがスタンダードになりつつある今、スマホが私たちに新しい働き方をもたらしてくれるのかもしれない。