モノや情報があふれる現代、消費のあり方が大きく変化しています。みなさんは、どんな“こだわり”を持ってモノを選んでいますか?
「モノは、自分を体現し、なりたい自分を作る道標」
そう話すのは、メイドインジャパンの“語れるもの”だけを届けるファッションブランド「ファクトリエ」の代表、山田敏夫さん。工場と直接提携し、技術や想いを詰め込んだ、本当に良いと思える商品だけを製造販売するブランドです。
創業から丸10年が経った今、山田さんが思う、これからのモノのあり方とは?
「語れるもので、日々を豊かに」を掲げるブランドならではの、モノづくりとモノ選びの極意を聞きました。
「日本から世界一流ブランドを」10年で得た手応え
── ファクトリエは、“伝え手”であり“つなぎ手”であるブランド。どんな想いでモノづくりをしてきましたか?
山田さん(以下、山田) 2012年1月に会社を立ち上げ、丸10年経ちました。失敗もたくさんありましたが、「続けてきて良かった」と思うことの方が多いです。
一番は、作り手を表に出して、僕らが“伝え手”となりモノの背景にあるストーリーや想いを発信し続けたこと。近年は価格の安さよりも、より長く使えるモノ、ストーリーに共感できるモノが選ばれる時代だからこそ、確かな手応えを感じています。
そういうストーリーや想い、温度を感じられるモノって、人を幸せにできると信じてるんです。
2021年、日本のGDP(国内総生産)は世界3位でしたが、幸福度ランキングでは56位。豊かなのに、ハッピーではない。その一因には、「人との関わりの減少」があると思っています。
もともと家計の衣料品支出額は減少傾向にありましたが、コロナ禍で拍車がかかり、この20年でおよそ半減しました。人と直接関わる機会が減ってしまった今だからこそ、モノを通して人とつながり、心の温度を上げられる機会を提供する“つなぎ手”としての役割も、より重要になっていると感じます。
── モノ選びにこだわる人が増えている理由をどのようにお考えですか?
山田 みんな「モノは自分を体現し、なりたい自分を作る道標」だとわかっているんですよね。なんとなく「このブランドの腕時計をつけたら、こんな風に見られるかな」とか考えて選ぶじゃないですか。
持つモノによって、行く場所、食べるもの、使う言葉、付き合う人も影響を受けると思うんです。逆も然りですが。みんなそれを感じているから、モノ選びにこだわるんですよね。
そして、語りたくなるモノは、人とつながるきっかけになり、コミュニケーションを生み、心の温度を上げる存在であってほしいと願っています。これから10年も、僕らは「愛着がある唯一無二の存在」と思ってもらえるモノづくり、という尖ったチャレンジを続けていきたいですね。
「かなえたいすべてを1台で」LG gramのあるビジネスライフ
LGが展開する「LG gram」は、軽量・大画面・長時間・高耐久・高性能、かなえたいすべてを1台で実現できるモバイルノートパソコン。そんな1台が山田さんの日常にあったら? モノづくりのプロである山田さんに、実際に使ってもらいました。
① 店舗で...あらゆるシーンで活躍するPC / タブレットの2in1
山田 ここ「ファクトリエ銀座フィッティングスペース」は、商品を直接見て、触って、着て、着心地やサイズ感を試して購入ができる店舗。タブレットで購入してもらうため、在庫も現金も置いていません。在庫管理やレジ締めの業務が不要になるので、効率化の意味合いもあります。
LG gramは16インチの大画面かつ軽量なので、お客さまに商品を見てもらう時にも活躍しそうです。タブレットに変形させれば、ご注文内容を確認いただく時も見やすい。大画面なので、初めてタブレット操作をする方でも使いやすいですし。
より「伝わる」ようにするために、弊社でも最近、動画を積極的に発信しています。この店舗や工場で撮影しているのですが、LG gramは動画編集にも十分な高スペックということなので、出張先でも大活躍しそうですね。
② 出張先で...最大24.5時間駆動のバッテリーで、どこでもオフィスに
山田 創業当時から全国各地の工場をまわっていて、月の半分以上は出張。飛行機移動の際はLCCを使うことが多く、機内持ち込みの手荷物が7kgまでなので、とにかく身軽にすることを心がけています。だから、パソコンも軽さとコンパクトさは重要。
LG gramはこんなに大画面の割には軽く、薄いのが良いですね。移動中は本を読むことが多いのですが、雑誌だとどうしてもスマホやタブレットだと見づらくて...。この縦横比(アスペクト比16:10)だと、雑誌や動画もとっても見やすいですね。
リモートワークでパソコンを持ち運ぶ人も増えたと思いますが、僕のように移動が多い人が特にうれしいだろうなと思うポイントが、「高耐久ボディ」と「長時間バッテリー」。
僕が出張で地方の工場を訪問する際は、スーツケースにパソコンを入れて凸凹道を長時間歩くこともあるので、振動や衝撃に強いのは頼もしいですよね。
そして、最大24.5時間駆動可能(※)なバッテリー。これは一番うれしいポイント。電源を使えるカフェを探す時間が惜しいと、何度感じたことか...。地方だと、そもそも駅の周りにそうしたカフェがないことも多く、電車の待ち時間、パソコンも使えず何もせずに過ごさざるを得ないこともありました。24.5時間駆動なら、いつでも、どこでも仕事ができますね。
余談ですが、最近「仕事が一番捗るのは近所のカフェ」という意見が多いと聞きました。とは言うものの、電源のある席が限られていてなかなか座れなかったり、集中してきた頃に電源が切れてしまったり...という経験がある方も多いと思うんです。24.5時間駆動のバッテリーなら、こうした悩みを解消してくれて、集中力や効率もアップしてくれそうです。
③ 商談で...タッチペンを使って、視覚的に伝える
山田 人に何かを伝える際に「視覚化」する、ということを常にやっています。店舗ではホワイトボードに図を描いて説明したり、パソコンで資料作りをする前にも、一度、紙に手書きで図を描いてから作業したりしています。
LG gramは、付属のタッチペンでイラストや図を描けるので、商談先で出たアイデアをその場で視覚化できますね。大画面なので描きやすいし、見やすいし、すごくスラスラ描ける。描いたデータをそのまま保存して、すぐに共有できるのも良いですね。
これ、高齢者の方にもいいかも。タッチパネルに書いた文字をそのまま検索できるから、キーボード操作に慣れない方でも簡単だし、「ちょっとここが読みづらいな」というときも直感的に指で拡大できるのはうれしいと思います。しかも、ちょっと手が滑って落としてしまっても、耐久性があるので安心じゃないですか?
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私たちのビジネスライフをより豊かに、ハッピーにしてくれるLG gram。これもまた、ファクトリエの商品のように、人とのつながりを作り、心の温度を上げる存在になりそうです。
すべてをかなえるこの1台を持って、みなさんはどんな場所へ、どんな自分へ向かっていきますか?
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