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62歳のスリランカの退役軍人Canistus Coongheさんにとって、それは予想していなかったギネス世界記録更新になったかもしれない。
コロンボにある陸軍病院で6月1日に摘出されたCoongheさんの腎臓結石は、ギネス世界記録によって「世界最大」かつ「最も重い」ものと認定された。
ギネス世界記録によると、Coongheさんの体内にあった腎臓結石は13.37cm x 10.55cmとグレープフルーツほどの大きさがあり、自身の11.8cmの腎臓よりも大きかった。
さらに重さは800グラムと、野球ボール5つ分あった。
これまでのギネス世界記録は、大きさが2004年にインドの男性の13cmで、重さは2008年のパキスタンのWazir Muhammadさんの620gであり、Coongheさんの腎臓結石はその両方を上回った。
手術前のレントゲン写真を見ると、腎臓結石がCoongheさんの体内でどれほど大きかったかがわかる。
医師たちによると、これほど大きな腎臓結石があったにも関わらず、Coonghe氏の腎臓は正常に機能していた。また、前立腺は肥大していたものの、肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓は一般的な大きさだったという。
ギネス世界記録によるとCoongheさんは手術から回復中だが、健康状態に問題はない。
腎臓結石は、腎臓で血液がろ過される時に、ミネラルや塩分などが結晶化することで作られ、慢性的な脱水症や痛風、炎症性腸疾患などを引き起こす場合がある。
ほとんどの場合は尿とともに排出されるが、大きくなった場合は衝撃波を使った治療や手術が必要になる。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。