ロシア国防省は2月24日、ウクライナの首都キエフなど各地の軍事施設をミサイルで空爆したと発表した。共同通信などが報じた。キエフで撮影された巨大な炎と爆煙の写真を各メディアが報じており、ロシアからのミサイル攻撃によるものの可能性がある。
■AP通信が写真を配信、CNNの取材班も爆発音を聞く
AP通信が、キエフのドニエプル川付近で撮影された巨大な炎が上がる写真を配信したほか、CNNの記者がウクライナ大統領府から提供されたという爆煙の写真を公式Twitterに投稿している。キエフでの爆発の様子を捉えた写真とみられる。
キエフにいるCNNの取材班は、ロシアのプーチン大統領が軍事作戦を発表した後、キエフ近郊で数回の爆発音を聞いたと報じている。
NBCニュースは「巡航または弾道ミサイルがキエフ地域の軍事管制センターを標的にした」というウクライナ当局の説明を報じている。空襲警報のサイレンがキエフ全域に鳴り響いたという。
■プーチン大統領による軍事侵攻発表後のウクライナ。各地で軍事作戦とおぼしき写真が撮影されている