クロちゃん、脳動脈瘤の手術を受けていた。「明日、あさって突然死してもおかしくない」と医師も説得

番組の『余命宣告』というコーナーで割り出されたクロちゃんの余命は、なんと「3年」だった。
クロちゃん
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時事通信社

クロちゃん、脳動脈瘤の手術成功「健康を維持しなきゃいけないと思いました!」

 お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃん(42)が直径7ミリもの動脈りゅうの手術を受けていたことが18日、わかった。手術は無事成功しており、21日の『名医のTHE太鼓判!SP』(後7:00)では、昨年10月の番組内で脳動脈瘤を発見されたクロちゃんの1週間に及ぶ入院生活に密着した。

 クロちゃんの脳動脈瘤が見つかったのは、芸能人の健康をさまざまな角度からチェックし、名医たちが余命を割り出して発表する『余命宣告』という人気コーナー。クロちゃんを診断した脳神経外科の専門医によると、「脳動脈瘤は、5ミリを超えると手術を勧める大きさ。7ミリを超えると破裂率が飛躍的に上がり、"くも膜下出血"の危険性が高まる」という大変危険なもの。加えてクロちゃんは、慢性腎臓病、肝機能障害などの生活習慣病も抱えており、さらに暴飲暴食を繰り返したことなどから2型糖尿病と診断され、食事や運動を学ぶ教育入院を余儀なくされた過去もある。それら全てのリスクから割り出された余命はなんと「3年」だった。

 「死にたくない!」と涙ながらに訴えたクロちゃんだったが、医師団は早急な手術を勧められたものの手術を嫌がり投薬での治療を希望。収録後も「高血糖、高血圧がある人は非常に危険。明日、あさってに突然死してもおかしくない」と、一刻も早く手術をするよう説得するが、クロちゃんは決心がつけられず。その後、安田大サーカスのメンバーの2人に病気を報告したクロちゃんは、2年前に脳出血を患ったHIRO(41)の後押しもあり、ようやく手術を決意したのだった。

 そんなクロちゃんが受けるのは「カテーテル手術」という、細い管を足の付け根から挿入し、血管内を通して動脈瘤がある脳まで運び、動脈瘤を切り離すもの。年明け早々、1週間にわたる入院生活を送るクロちゃんに番組が密着。病気と真剣に向き合うクロちゃんの素顔や、緊張の入院生活を送る息子を心配し、故郷・広島から駆けつけた両親の様子を送る。

 すっかり"クズキャラ"でおなじみのクロちゃんだが手術を経て「入院して多くの人に迷惑をかけてしまったし、助けられて、健康を維持しなきゃいけないと思いました! これからは、健康といえばクロちゃんといわれるようになりたい。この気持ちはうそじゃないしん!!」とすっかり改心したようにコメントを寄せている。

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