任天堂のTVゲーム「スーパーマリオ」シリーズのボスキャラとして知られる「大魔王クッパ」が女性キャラ化した「クッパ姫」という二次創作イラストが、Twitter上で空前のブームとなっている。
きっかけは、マレーシア在住だというhaniwaさんが9月19日に投稿した4コマ漫画がきっかけだった。
この漫画は、「スーパーマリオオデッセイ」のエンディングで、マリオとクッパがピーチ姫にプロポーズするも、二人とも振られてしまうというエピソードの続きを創作したもの。
クッパがスーパークラウンというアイテムを使って、ピーチ姫とよく似た姿となり、マリオといちゃいちゃするというものだった。
14日に発表されたニンテンドースイッチ用ゲーム「New スーパーマリオブラザーズ U デラックス」の設定が元になっている。
このゲームではキノピコというキャラクターがスーパークラウンで、ピーチ姫とよく似た「キノピーチ」に変身するシーンがあった。そのため、haniwaさんは、クッパもスーパークラウンを使えばピーチ姫とよく似た姿になれると考えたようだ。
haniwaさんが描いた変身後のクッパは、金髪碧眼でピーチ姫によく似た髪形。青いイヤリングとブローチも共通している。ただ、頭には2本の角が生え、トゲ付きのブレスレットと首輪をして、背中に甲羅があるところはクッパと同じ。ダークブラウンのドレスを身にまとい、鋭い目つきをしている。
日本語圏では「クッパ姫」の名前で大人気に
haniwaさんの設定を元に、日本語圏のTwitterでは当該キャラが「クッパ姫」の名前で拡散。19日以降、次々に二次創作イラストが作られることになった。24日午後3時現在、「クッパ姫」というワードは、Twitterトレンドで1位になっている。
クッパ姫がブームになった理由について、ネット上では「美少女化するだけで、クッパの頑迷横暴自惚れ屋高圧的といった要素全てが肉食系女子的な『魅力』に思える」からではないか?という意見も出ている。