天皇陛下が退位する日について、皇族方らの意見を聞く「皇室会議」が12月1日に行われることが発表された。11月22日、菅義偉官房長官が記者会見で発表した。
菅官房長官は記者会見で「皇室会議でご意見をいただいたうえ、政府としてはそれを踏まえて、速やかに決定したい」と話した。
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退位日の候補としては、これまで2019年3月31日、4月30日が有力と報じられているが、菅官房長官は退位日や政府の立場についてはコメントしなかった。
いずれも翌日に皇太子さまが即位して、新しい元号となる。今年成立した「天皇退位特例法」を施行する日が、退位の日となる。
皇室会議は、秋篠宮さま、常陸宮妃華子さまの2人が現在は皇族議員となっている。また、その他に首相、衆参両院議長、最高裁長官ら計10人で構成される。
しかし、今回は自身の立場にも関わることから、秋篠宮さまは出席せず、代わりに予備議員である常陸宮さまが出席するという。「天皇退位特例法」の規定によって、秋篠宮さまは「皇太子待遇」となる。