ニューヨークを訪問中の小泉進次郎環境相が、気候変動への対策は「sexy(セクシー)」でなければならないと発言したと、9月23日にロイターなどが報じた。
小泉氏は記者会見で「政治には非常に多くの課題があり、時には退屈です。気候変動のような大きな規模の問題に取り組むとき、それは楽しくなければならず、クールでなければなりません。そして、セクシーでもなければなりません」「私たちは脱炭素社会の実現に取り組んでおり、気候変動との戦いにおいてより力を発揮する国として貢献する用意はできている」などと発言したという。
Advertisement
また、フジテレビなどによると小泉氏は、国連の環境関連のイベントに出席。その際、1997年に採択された温暖化防止の国際的な対策「京都議定書」に触れた上で、「それ以来、日本は十分なリーダーシップを発揮してこなかった。しかし、今日から我々は変わります」と話したという。
しかしロイターは、日本が石炭火力発電を増やしていることなども指摘し、日本の気候変動への取り組みに懐疑的な姿勢を示した。