有刺鉄線のフェンスから、我が子を救い出そうとするお母さんコアラの心温まる奮闘がYouTubeに投稿された2編のビデオに収められている。
その様子は、スー・モクソン氏によってオーストラリアのサンシャイン・コーストで8月初めに撮影された。子供のコアラは、首の部分をフェンスに引っ掛けてしまい、何とか自由になろうともがいていた。
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モクソンさんのビデオ前編には、お母さんコアラが子供コアラを押したり引いたり、安心させるために抱きしめたりする様子が収められている。
後編はその続きで、子供コアラがようやく自由になり、近くの木の上に安全を求めて急いで登っていく様子が収められいる。
「その場で一部始終を見られたのは素晴らしいことでした」とモクソン氏はサンシャイン・コースト・デイリーに語った。
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「お母さんコアラは、有刺鉄線を押して子供のコアラを解き放とうとしました。すてきな情景でした」
厳しい試練ではあったが、子供コアラは毛をほんの少し失っただけで、傷を負うこともなくフェンスから自由になることができた。
この小さなコアラは尖ったフェンスの周りでは遊んではいけないという教訓を得たに違いない。
ハフポストオーストラリア版に掲載された記事を翻訳しました。