自動販売機の中から出てきたのは、飲み物ではなく……猫?
アメリカ・テネシー州モリスタウンにあるウォルマートで働くリンジー・ラッセルさんは6月29日、休憩中に動物の鳴き声に気づいた。
店舗前にあるペプシの自動販売機に近づくと、中から聞こえてきたのは猫の声。
ラッセルさんは「ランチ休憩の時間をすべて使って、何とか助け出そうとしました。同僚も呼んで中から出そうとしたのですが、誰も成功しませんでした」と地元テレビ局WVLTに語っている。
窮地に立たされたラッセルさんは、地元の消防署に連絡をして支援を求めた。
モリソン市のFacebook投稿によると、駆けつけた消防士が自動販売機の電源を抜き、裏のカバーを外して子猫を探したものの、見つけられなかった。
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しかし諦めず、別の場所からのぞきこむと、子猫の姿を確認できた。消防隊員らは子猫をなだめすかして、外に出すことに成功したという。
自販機から無事救出したのは、グレーの小さな子猫だった。消防隊員によると、悲劇的な結末になる可能性もあった。
この子猫が自動販売機の中に入った方法はまだわかっていないが、今後の行き先は決まったようだ。
モリソン市は「リンジーが、新しい子猫を飼うことになりました」とつづっている。
子猫はとても元気だという。すでに名前の候補はたくさんあり、ラッセルさんは「ペッパー、ペプシ、ペプ、好きな名前で呼んでください。たくさんのニックネームがあります」と述べている。
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ハフポストUS版の記事を翻訳しました。