仙台市の「うみの杜水族館」で飼育されているオウサマペンギンの赤ちゃんが、「大きくて可愛い」とネット上などで話題になっている。
2018年8月15日に卵から孵り、すくすくと育って、育って...育ちすぎた?
5カ月が経ち、お母さんペンギンの後ろにくっついてよちよち歩く姿は、もはや成鳥のペンギンよりも大きく見えてしまう。
【仙台うみの杜水族館】人気者のキングペンギンのヒナちゃん♡モフモフの姿が見られるのは今だけ。
大きな体でお母さんの後をヨチヨチ。このギャップ、たまりませんね(笑)#s_uminomori#キングペンギンpic.twitter.com/2qpzZmM59t
— 仙台うみの杜水族館公式 (@sendaiuminomori) 2019年1月12日
水族館によると、赤ちゃんペンギンは通常の成長を辿っており、とくに大きいヒナではないという。1月にはすでに親ペンギンと同じ身長になった。実は親ペンギンより大きくはないのだが、身体を覆うふわふわのうぶ毛が、より大きく見せている。
2週間ほどすると、毛が抜けて成鳥になるので、この姿を見られるのはあと少し。このうぶ毛が抜けるときにエネルギーを使うため、脂肪を蓄えているのだという。
5カ月前はこんなに小ちゃかった
この赤ちゃんペンギン、名前はまだついていない。名前は公募するか水族館が決めるかなどは、今後決めるという。
2018年8月に生まれたころは、まだ親ペンギンの身体の間に隠れて、ちょこんと顔をのぞかせていた。
小さく、まだ弱々しい様子がうかがえる。
【仙台うみの杜水族館】キングペンギン赤黄✖️赤ペアの赤ちゃん、8月15日に卵から孵って展示室で育雛中!
タイミングがよければこーんな元気な姿を見られちゃいます\(^o^)/
ヒナは成長が早いですのでお早めに!#s_uminomoripic.twitter.com/U58nMHZVHD
— 仙台うみの杜水族館公式 (@sendaiuminomori) 2018年8月22日
半月経つと、親ペンギンの3分の1くらいに。
【仙台うみの杜水族館】キングペンギンの赤ちゃんは、両親の愛情をたっぷり受けてすくすく成長中!
すぐに大きくなってしまいますので、今の姿を見に来てねー!#s_uminomori#キングペンギンpic.twitter.com/AigCwnvH3U
— 仙台うみの杜水族館公式 (@sendaiuminomori) 2018年9月1日
さらに1カ月経つと、すでに成鳥の半分以上の大きさに成長。
【仙台うみの杜水族館】もふもふキングペンギンの赤ちゃん!この姿が見られるのは今の時期だけ!#s_uminomori#キングペンギンpic.twitter.com/BfcppmtzmI
— 仙台うみの杜水族館公式 (@sendaiuminomori) 2018年9月24日
10月下旬には、見るからにデーンと立派な腹回りになっていた。
【仙台うみの杜水族館】デーン!デデーーーン!!#s_uminomori#キングペンギンpic.twitter.com/usZa4qKM7U
— 仙台うみの杜水族館公式 (@sendaiuminomori) 2018年10月26日
すぐに眠そうになるヒナの姿が可愛らしいと話題にもなった。
12月になると、ますます貫禄たっぷりに。この姿もあとちょっと。
【仙台うみの杜水族館】キングペンギンのヒナも立派にかかと立ちです。#s_uminomori#おひとりさまナイト水族館pic.twitter.com/x4WIlCBxDg
— 仙台うみの杜水族館公式 (@sendaiuminomori) 2018年12月7日
水族館の担当者は「本でしか見たことがなかったオウサマペンギンのヒナを目にして『図鑑で見たヒナだ!』と喜んでくれる子どもたちもいました。開館から4年間で2羽目ということで、あまり頻繁に見る機会もありません。ぜひ、この時期だけの可愛い姿を色んな人に見てもらえたらうれしいです」と話している。