アメリカの人気歌手ケイティ・ペリーが、過去のミュージックビデオで共演した男性モデルからわいせつ行為を告発された。
2010年に公開された「Teenage Dream」のミュージックビデオでケイティのロマンスの相手役を演じたジョッシュ・クロスが、2012年のパーティーでわいせつ行為をされた、と自身のインスタグラムで8月12日に告白した。
投稿でジョッシュは、ケイティの大ファンである自分の友達を、ケイティのスタイリストとして知られるジョン・ウジェック氏の誕生日パーティーに連れて行った時の出来事をこう話した。
「彼女(ケイティ)を見つけ、ハグをした。僕は、相変わらず彼女に夢中だった。振り向いて僕の友達を紹介しようとしたとき、彼女は僕のアディダスのパンツと下着を可能な限り下まで下ろし、彼女の男友達や周りにいた大勢の人たちに僕の男性器を見せた」
そして「これが、どれだけ惨めで恥ずかしかったか想像できるだろうか?」と綴った。
今回告発した事についてジョッシュは、「権力のある男性は邪悪だとされる世の中で僕らは生きている。でも、権力のある女性も同様に酷いことをするんだ」と話した。
ハフポストUS版はケイティとジョッシュ両者に問い合わせたが、ジョッシュの代理人はコメントを拒否し、ケイティの代理人からは回答を得られなかった。
行為があったとされるパーティーの主催者だったスタイリストのジョン・ウジェック氏はこの告発に対し、自身のインスタグラムで「でたらめだ」と批判した。
ジョッシュはその批判に対し「これで名声やお金が欲しいわけではない」と反論し、ヒット曲「Teenage Dream」の9周年を祝うにあたり、この一件を「今こそ公表し、手放したい」と語った。
ケイティが不適切な行為を指摘されたのは今回が初めてではない。
2018年に放送されたオーディション番組では、審査員をしていたケイティが、「ファーストキスもまだ」という参加者の青年からほぼ”だまし討ち”で「初キス」を奪い、批判を浴びた。
ハフポストUK版の記事を翻訳、編集、加筆しました。