世界的大ヒットになった1997年の映画『タイタニック』は、脚光を浴びた俳優にとって大きなステップであったと同時に、プレッシャーを感じるものだったのかもしれない。
『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が、俳優のケイト・ウィンスレットさんについて「少しトラウマになったと思う」とラジオ・タイムズのインタビューで明かした。
ウィンスレットさんは、レオナルド・ディカプリオさん演じる主人公ジャックが恋に落ちる相手、ローズ役で出演。この作品で、俳優として一躍有名になった。
キャメロン監督は「ケイトはタイタニックの撮影を終えた時、制作の規模と彼女自身の責任の大きさに、少しトラウマを抱えたようだ」と語った。
そのウィンスレットさんは、ジェームズ監督が指揮する映画『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』に出演している。
ウィンスレットさんが演じるのは、メトケイナ族のロナル。この作品は2009年の大ヒット作『アバター』の続編で、ふたりがタッグを組むのは、『タイタニック』以来初めてだ。
キャメロン監督は、ウィンスレットさんについて「私たちは、今の時点でのお互いの人生とキャリアについて知るため、再び一緒に仕事をしたいと熱望してきました」と述べている。
「彼女はセットで堂々として、とても落ちついていました。彼女が制作していたと言ってもいい」
2009年に公開された『アバター』は、世界の歴代興行収入1位を記録した。
キャメロン監督はアバター5まで製作する構想を明らかにしているが、続編が利益を上げるためには、「史上3番目もしくは4番目の興行収入」を記録する必要があるという。
キャメロン氏は、それだけの興行収入をあげられない場合は、今後の制作計画を見直すとも明かしている。「大きくなるか、家に帰るかです」
『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』は12月16日に劇場公開予定だ。
ハフポストUK版の記事を翻訳しました。